富士急ハイランド・コニファーフォレストで7/22(土)23(日)両日開催されたSUPER BEAVERの野外ワンマンライブ「都会のラクダ〜真夏のフジQ、ラクダにっぽんいち〜」は自身最大規模の2日間計4万人を動員して、圧巻の大団円を迎えた。
「過去最高の日であるのは決まってんの。」でも「決してゴールではない。」ステージでそう渋谷龍太が言ったように、このライブは、動員規模やステージスケールなど過去最高を大きく更新しながら、キーボードやストリングスのスペシャルゲストも交え、次に向かう様々なトライも加え進んでいった。
紆余曲折を経て19年目の現在地に辿り着いたSUPER BEAVERだが、振り返ると、その道程は真っ直ぐな一本だった、といつも彼らは言う。
そうなのかもしれない。でも、この日をライブを19年前のSUPER BEAVERに観させてあげたい、10年前のSUPER BEAVERに観させてあげたい、そう強く思った。立ち止まる気がないのはわかっているけれど、この二日間見られた最高の夢は、4万人の記憶に残り続ける、決して「儚くない」ものだ。
アンコールのインターバルで来年2月の日本武道館3デイズが発表された。
そして彼らは、結成20周年イヤーに向かっていく。
ROCKIN'ON JAPAN9月号(7月28日発売)では、SUPER BEAVER初の表紙巻頭大特集をお届けします。彼らがずっと大切にしてきた様々な「愛」をじっくり語ってくれたロングインタビュー、ご期待ください。
(海津亮)
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