私がBialystocksの音楽に初めてふれたのは2021年の“All Too Soon”の頃。調性をたゆたうようなサウンドに、黄昏時に独り取り残されたような心象風景が浮かぶ言葉――寂寥感のある楽曲のはずなのに、聴いているとなぜだか優しさに包まれるような感覚になるのはなぜだろう?……と思っていたのですが、今回お話を訊いて、「反対側に目を向ける」という優しい眼差しが、どの楽曲にも通底しているからなのだと勝手に合点しました。
そんなおふたりの「優しさ」はインタビュー中にも。喋るタイミングがかちあった瞬間は、「今、何か言いかけてたよね?」とお互いに譲り合ったりで、「優しい〜」と思っていました(笑)。
そんな柔和な印象とは打って変わり、ライブは肉体的でハードでソウルフル! 2ndツアー中ということもあり、今回はこれまでのライブについて、そしてツアーのさなかに生み出された新曲“Branches”についてたっぷりお話を訊かせてもらっています。
9月にはEX THEATER ROPPONGI公演(既にソールドアウト!)も控えていますが、全国ツアーを通して更にタフになったBialystocksのバンドサウンドの「最終形態(甫木元さん曰く)」はきっととんでもないはず! ツアー中の彼らの今の心境を、JAPAN9月号&rockinon.comのインタビューでぜひチェックしてください!(畑雄介)
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