そして同じく、明日はマカロニえんぴつのメジャー2ndフルアルバム『大人の涙』のリリース日。
リードトラック“悲しみはバスに乗って”は、4人が互いにつなぎ止める手の結びつきが10周年を経てより強固となり、それでいて力強く握っているというよりはそれぞれが優しく手を添えているような、そんな最高のアンサンブルと今のモードが如実に伝わってくるアレンジで、《どこでもいい どこかへと行こう》と歌う歌詞からは軽やかでありながら力強い意志が感じられる楽曲。
そんな“悲しみはバスに乗って”と最後に収録された“ありあまる日々”というアルバムを象徴する2曲、“リンジュー・ラヴ”や“愛の波”などのタイアップ曲、そして“嵐の番い鳥”、“Frozen My Love”といった遊び心満載の2曲……といった具合にアルバム全体のバランスも秀逸です。
「一緒に泣けることって大人だなって思う」とはっとりも語ってくれましたが、作品を通して、大人になることで忘れてしまう「優しさ」だったり、逆に大人になることで知る「誰かの痛み」について今一度触れることができる、いつだって青春を歌ってきたマカロニえんぴつだからこそ歌えるアルバムになっています。
今回はそんなアルバムについて語るメンバー全員インタビューと、メジャーデビュー前後からの3年間の心の動きについて聞いた「はっとり 続・2万字インタビュー」、そしてアルバムレビューの3本立てで、マカロニえんぴつの今に徹底的に迫りました。
スタジオでのクールでロックな4人、そしてヘリポートでのいつもの仲良しな4人のフォトセッションも必見です！
2022年2月号以来となる2度目の表紙巻頭特集、ぜひお手にとって確かめてください!!（橋本創）
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