アリーナでさらに包容力を増した緑黄色社会の楽曲に体ごと包まれた!

「リョクシャ化計画2023-2024」、ワンマンとしては初のアリーナライブ。にもかかわらず、緑黄色社会の歴史を一歩ずつ刻んできたすべての曲が、この大舞台で鳴らされることをずっと待っていたようなスケール感で僕らを温かく包み込んでくれた。

リョクシャカには背中をそっと押してくれるような強さを持つ曲がたくさんあるけれど、それは向こう見ずな強さではなく、悲しみも苦しみも乗り越え、人それぞれの「違い」を受け入れた先にある強さであって。それをアリーナならではのタフな音と派手な演出で届けられると、ただ背中を押されただけでなく、これから続く毎日も軽やかに飛んでいけそうな羽根を授けてもらったような感覚になった。

愛知公演と大阪公演はまだこれから。「リョクシャ化」されるチャンスは残っているし、来年6月には仲間を招いての「緑黄色大夜祭」が今日と同じく横浜アリーナで2デイズ開催される。ぜひアリーナというスペクタクルで、リョクシャカの包容力に満ちた楽曲に体ごと飛び込んで包まれてほしい。

ちなみに発売中のJAPAN1月号のインタビューでは2023年の新曲“サマータイムシンデレラ”や“花になって”の話に加えて、今回のアリーナツアーに向けた意気込みも語ってくれているので、そちらもぜひチェックを!(畑雄介)

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