謎多きシンガーソングライター・a子、IRORI Recordsからメジャーデビュー決定! 28日発売のJAPAN2月号で、その美しいクリエイティブの由来と生命力に満ちた音楽人生について語ってくれました

2020年に本格的にアーティスト活動を開始したシンガーソングライター・a子

ジャンルレスな音楽への造詣の深さを感じる楽曲と特徴的なウィスパーボイス、自身が率いるクリエイティブチーム・londogが手掛ける美しいMVなどによってその名を徐々に広げ、渋谷CLUB QUATTROで今夜開催したワンマンライブ「l'm crazy now, over you」には満員の観客が詰めかけていた。

そのフロアでついに、Official髭男dismらを擁するIRORI Recordsからのメジャーデビューを発表! 2024年初夏には自身初となるフルアルバムのリリースを予定していることも告げられた。

大きな注目を集めながらも、未だ謎多きa子。匿名的なアーティストネームと鋭い眼光の奥に隠された実体に迫るべく、今月12月28日発売のROCKIN’ON JAPAN 2月号でJAPAN初となるインタビューを実施しました!

インディーズ最後の集大成的な3rd EP『Steal your heart』を12月6日にリリースし、メジャーデビューが決定した今、彼女がなぜ音楽を志し、仲間であるlondogメンバーとどうやって出会い、どんな音楽や思想が血肉となってそのクリエイティブに注がれているのかについて、たっぷり語ってもらっています。

ライブでは肉体的なバンドアンサンブルをウィスパーボイスで静かに溶かしていきながら、生々しい感情が滲む“肺”や“熱帯夜”のような曲でエモーショナルなボーカルを響かせ、その実像をちらつかせていたa子。特にMCではビジュアルイメージをいい意味で裏切る関西弁で、「ちゃんと水飲みや」「想像とちゃうかったやろ?」とフランクに喋っていましたが、インタビューでも「関西のおかん(自称)」的な人情に溢れたa子の人柄が見え隠れしていました。

フィクションのような佇まいと生命力漲る人柄、無機質なウィスパーボイスに人間味たっぷりの歌詞――そのアンビバレントなa子の魅力を、JAPAN2月号でも味わってください!(畑雄介)

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