RO69のニュースページにも既に上がってますがミッシェルのリリースが続く。これらのリリースをもって本当にミッシェルが永遠に伝説となってしまうのかと思うと気持ちは複雑だが移籍前後の所属レーベルを超えてのベスト、充実した内容のDVDボックス、番場秀一さん監督による映画、どれも彼らをとりまくスタッフの愛情に満ちたリリースになりそうだ。
それにしてもベストの初回に付くテレビ出演映像16本を集めたDVDって凄い。ストイックなようで実はオープンな姿勢でメディアにおいても攻めていた彼らのスタンスを思いだす。Mステでt.A.T.u.のキャンセルで急遽2曲やったときの映像が入らないのが少し残念。でも「エレクトリック・サーカス」でMステに出たときのも入っていないのでt.A.T.u.のせいではないだろう。
あと特設YouTubeサイトに上がっている「ブラック・ラブ・ホール」のライヴ演奏の映像を使ったPVが改めて凄い。フルアルバムとしては最後の「SABRINA HEAVEN」の1曲目なのでバンドは恐らく終わりへと向かっていたはずだが、完全に全盛期のギラギラしたバンドの演奏にしか見えない。いや実際、彼らは特にライヴバンドとしては最後を迎えるまでギラギラした匂いを増しながら転がり続けた本物のロックンロールバンドだった。
JAPANは12月発売号で彼らの特集ページを作ろうと思っている。現在、内容を討議中。続報します。(古河)