9mmは、どうにもとまらない

9mmは、どうにもとまらない

今日は9mmのニューシングル『命ノゼンマイ』のリリース日。映画『彼岸島』の妖しげでバイオレンスな世界をそのまま9mmの楽曲スタイルにトレースした表題曲は彼らの音楽を知らなかった人にも刺さるだろう。そして先日のCOUNTDOWN JAPANでもいきなりライヴのキラーチューンとして成立することが証明されてしまった山本リンダのカバー「どうにもとまらない」も3曲目に収録。これは9mmの音楽の破壊力だけでなく耐久性と汎用性の異常な高さを見せつけたシングルとなった。

この前、ポリシックスのカヨちゃんにインタビューしたときに約10年前「3回観たら飽きる」と言われた彼らが実は正反対のバンドだったという話をしたのだが、要するに完成された個性を持つバンドほど一見、賞味期限が短いバンドだと思われがちだが、そのスタイル自体にインパクトを超えた耐久性と汎用性があれば、むしろそのバンドはきわめて普遍的なバンドになりうるのである。

山本リンダの「どうにもとまらない」も、くるりの「青い空」も、そして映画の世界観さえも呑み込んでしまう9mmは、今、最も強固な世界観を持つバンドの一つだ。(古河)
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