THE NOVEMBERS

THE NOVEMBERS

THE NOVEMBERSのツアーファイナル@赤坂ブリッツに行ってきた。

素晴らしいセカンドフルアルバム『Misstopia』の世界が、
生々しく具現化されていた。
これまでの密室感あるパフォーマンスから、
やわらかさや優しい広がりを持った、開放的なパフォーマンス。
でも、相変わらず客席がほぼ微動だにしないというか、
戦慄しているというか、心を奪われているようなムードになる演奏の破壊力は、
増していました。

“Gilmore guilt more”では、猛烈なシャウトをあげ続ける小林祐介(Vo・G)が、
ステージ端のスピーカーの上から、
客席にマイクを垂らし、挑発する場面も。
言葉は少なくとも、感性の解放を促す、美しいライブだった。

アンコールで2曲が演奏され、客電がついた後も、
メンバーを求める拍手は鳴り止まず、
急遽必殺の“白痴”がスタート。

このライブの後、メンバーは夜走りで大阪でのライブに向かわなければいけなかったので、
小林はMCで「ボロボロなんです。でも、明日のことは考えないでやります」
というようなことを言ったあと、
「死んだら骨は拾ってくれたまえ」と言い残した。
そして、強烈な轟音を残し去っていった。

写真は、ライブ後の楽屋にて。
高松(B)が持っているかわいい白いダルマは、地方のライブハウスの方からもらったそう。
ベタベタと、各地のライブパスが貼ってありました。

『Misstopia』について、改めてJAPAN7月号(5月29発売)で、原稿書きました。
ROCK IN JAPANにも、出演が決まってます!(小松)
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