K(P.T.P)、ご冥福をお祈りします。

公式にも書かれているように、あまりにも早すぎる旅立ちだ。ツアーが延期されたときは心配になったが、すぐに復活してくれると期待していた。本当に残念だ。

決して多くはないが、彼には数回インタヴューをさせてもらった。ステージ上のアグレッシブな佇まいとは対照的に、物静かでクレバーな人だった。そして魂の人であるのと同時に、言葉の人でもあった。GUNDOG時代も含め日本のラウドロックに与えた影響は計り知れない。

2年前のCOUNTDOWN JAPANに出演してくれた時のこと。ラストに"Home"を歌い上げた後、プレイの出来に満足した彼が、ステージ袖でメンバーと抱きあっていた姿は今でも忘れない。バンドマンであることに強い誇りを持ち続けた人だった。ご冥福をお祈りします。(徳山)
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