第11回:the telephones、今年はこんな「前代未聞」

第11回:the telephones、今年はこんな「前代未聞」

the telephones、2年連続の出演ですが、去年は
すべての出演アーティストの中で唯一、
「誰かと一緒にやるんじゃないライブ」「でもこの日だけの特別なライブ」を
やってくれたのが、このバンドでした。
後半は通常のライブ。で、前半は、4人が青いツナギに身を包み、
トラックに合わせてエレクトリック・パーカッションをたたきまくり、
踊りまくり、暴れまくり、ノブは叫びまくり、はてはEXILEばりに
縦一列でグルグル踊りまくり──「テレフォンマン・エレクトリック・
ジャム・セッション」をやります、と事前告知されていたパフォーマンスは、
そういうものでした。めちゃめちゃ楽しかった。大ウケでした。
詳しくは去年のクイックレポートをご覧ください。
こちら。http://ro69.jp/quick/japanjam2010/detail/34726

で、今年はゲストを迎えてのセッションです。
FRONTIER BACKYARD、チャーベくん、そしてBIGMAMA金井。
まず、FBYとthe telephones、対バンとかでの交流はあったけど、
こうしてがっぷり正面から組むのは、初めてだと思う。
で、telephonesはエレクトリック・ミュージック方面のダンス・ミュージックを取り入れているバンドであり、FBYはソウル・ミュージックやR&B方面からのダンス・ミュージックのカラーが濃い人たちである、つまりアプローチは違うけど「ダンス・ミュージック」が共通項なわけで、おもしろいことになりそうな気がする。
さらに、チャーベくんは、普段ソロ(CUBISMO GRAFICO)で、ハウス/テクノ寄りのトラックなんかも作ってる人なので、the telephonesとの相性は、さらにばっちりだと思う。

つまり。そうなのだ。ゲストの中で最もthe telephonesと年齢が近い、事務所も同じ、だから普段から親しいであろうBIGMAMA金井政人、実はこの人が、ゲストの中で一番「で、the telephonesと一緒に何やるの?」というのが、見えない人なのだ。

何やるんだろう。普通に歌うのかなあ。でも、考えたら電話ズって、いわゆるロック・バンドの中で、「外から来たボーカルが普通に歌いにくい」度、トップクラスだろうなあ。石毛のあの、独自すぎる歌とのマッチングが最適になるよう、できている音だし。
かといってギターだけ弾いているのもなんだ。ノブみたいに踊り回ったり走り回ったりしているうちにライブが終わる、というのは、それはそれでいいような気もするが、金井くんはちょっとやりそうにない、それ。
どうするんだろう。楽しみです。5月4日出演です。ぜひ。

JAPAN JAM 2011公式サイト http://japanjam.jp/2011/
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