クイーン記者会見前日

クイーン記者会見前日

★今日(英国時間11/5(木)は、
明日ロンドンの某所で行われるクイーン記者会見の下準備。

もうじきリリースされる彼らのグレイテスト・ヒッツ盤『伝説のチャンピオン~アブソリュート・グレイテスト』用インターナショナル・プロモの一環で、
今回はロジャー・テイラー氏が我々ジャーナリストのお相手をしてくれることに。

それに備え今日は一日中アルバムを聴いたり、資料をリサーチしたりしながら質問を作ってます。

テイラー氏には以前も取材したことがあり非常に温厚な紳士だったので、
そういう意味での心配は全くないのですが、
(ロック・ミュージシャンは大物になればなるほど偏屈・変人・気難しい人が多い。質問を作る際もその辺を頭に置いてないと現場で大ピンチに陥るケースもよくある)、

明日の取材フォーマットというのが、実はあの恐怖の「ラウンド・テーブル」形式!!!

そう、以前サー・ポールの時もそうだったように、
各テーブルに各国ジャーナリスト達が数人ずつ座り、
アーティストはそれらのテーブルを順に廻りながら「20~30分ずつ質疑応答」をする、あのシステム。

苦手なんだよなぁ、、、あれ。
グループの中に一人でも長話をしたがる記者が混じってると、残りの記者は1問訊く余裕もないまま「ハイ!時間切れ」になることもよくあるし。
みんなそれが分っているので、現場は他人を蹴飛ばしてでも我先に質問しようとする連中でいつも修羅場に。
そう、まさに食うか?食われるか?
しかもそういう押しの強い奴が下らない質問ばかりする記者だった場合は、状況は更に悲惨なことに。
ぐわぁ、、、明日、大丈夫かしら。


でもまぁ今回は「1テーブル6人につき、持ち時間30分」だから、
うまくいけば「一人につき持ち時間5分」はもらえる?
あくまで現場の担当者がしっかりしていれば、の話ですが。

あぁ、なんか胃痛が、、、。


結果報告は、時差もあるので週明けになると思います。

では皆さん、良い週末を~。



★あ、上の写真ですか?

今日11/5のUKは、
「Guy Fawkes Night(1605年の英国で起きた『火薬陰謀事件』の実行責任者=ガイ・フォークスの逮捕&死刑を記念する 恒例行事)」なので、
それに因んだ図柄を選んでみました。

今日は国中で子供達が「Guy」に似せた人形を作り、それを街中で引きずり回した後、焚き火にくべて囃したり、花火を打ち上げたりして遊ぶ日。

因みに、上の絵の右から3人目が「UK史上初の宗教テロリスト」とも呼べる=ガイ・フォークス(カトリック教徒)。

1605年当時の英国でカトリック教は弾圧されていて、
Guyはそれに叛いて英国王と上院議員がいる国会議事堂を丸ごと爆破する陰謀を企て、実行する直前に発覚して極刑にかけられ死んだわけですが。

ナショナル・ポートレイト・ギャラリーに今も展示されてます。
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