ど頭からアクセル全開、MCも全開、最強モードが一瞬たりとも途切れることのないライヴ。
二速スタートなんてレベルじゃない。
トップギアで走り出しそのままゴールまで突き進むようなすごいライヴだった。

先日の横アリでも披露していた同じコードで歌う名曲シリーズは今日も大歓声だったが（"クリスマス・イブ"も歌った）、今夜は"恋チュン"じゃなくて"ヘビーローテーション"だった。
空気は最高で、誰にとっても素晴らしいクリスマスプレゼントになったんじゃないか。

今回で８年連続のクリスマス武道館。
昨年観た時よりも、6人がこの特別な日にこの特別な場所に立てることを大切に実感していることが伝わってきた。
それはお客さんにとっても同様だろう。
この時間を楽しむと同時に、この日起こったすべてのこと、感動のすべてを絶対に忘れまいと心に決めているかのような集中力がすごかった。

ツアーのコンセプト通り、過去曲がふんだんに披露されたが、メッセージが驚くほど一貫していること、しかも、そのメッセージが最新曲に近づけば近づくほどに繊細に、そしてシンプルに強くなっていくことに深く感動してしまった。
そんな最新のUVERworldをさして、TAKUYA∞は、「俺たちはやっと俺たちの正しい使い方がわかったんだよ！」と本当に嬉しそうに叫んでいた。
TAKUYA∞らしい、とてもいい表現だなあ、、と思う。

年の瀬に観るUVERworldはいつにもましてガツンとくる。
年末、もうちょい頑張るかと気合を入れながら、九段下の坂道を下って家に帰る。