Jay Zラッパーとして史上初、作曲家殿堂入りを果たす。「これは俺達みんなの勝利」と大喜び

Jay Zラッパーとして史上初、作曲家殿堂入りを果たす。「これは俺達みんなの勝利」と大喜び

今年の作曲家殿堂入りするアーティストが発表され、Jay Zがラッパーとして史上初めて殿堂入りすることが分かった。

Jay Zはさっそく大喜びで、ツイートをしている。

「ちなみにこれは俺達みんなの勝利だ。ラップなんて一時的な流行だと言われていたこともあったんだ。でも、俺達はこれで歴史的に偉大な作曲家達に仲間入りした」

作曲家殿堂の会長がNYタイムズ紙に語ったところによると、「本当は去年も彼の名前は上がっていたんだ」。

実は作曲家殿堂入りは、作品が発表されてから20年が経過したところで、資格を得る。Jay Zのファースト・アルバム『Reasonable Doubt』は1996年に発表されたので、本来は、去年から資格はあったのだ。

「去年は、役員達の準備ができていなかった。でも今年はしっかりと彼の作品の偉大さを教えたので、理解してくれたようだ」「これができたことは未来へ進めたということだと思う。ラッパーを受け入れて進んでいかなかったら、若い作曲家達を育てられなくなってしまう」

Jay Zは、知らせを聞いて大喜びだったということだ。
https://www.nytimes.com/2017/02/22/arts/music/jay-z-songwriters-hall-of-fame.html?_r=0

今年はその他には、Kenneth Edmonds(Babyface)、Jimmy Jam and Terry Lewis(ジャネット・ジャクソン、マライア・キャリー), Max Martin(バックストリート・ボーイズ、インシンク、ケイティ・ペリー、テイラー・スウィフト), シカゴの主要な作曲家であるRobert Lamm, James Pankow, Peter Cetera、また去年殿堂入りしていたが式典に出席できなかったBerry Gordy Jr. (モータウン創設者。ジャクソン5、マーヴィン・ゲイ、スープリームス)も殿堂入りする。

Jay Zが殿堂入りしたことで、今後、エミネムや、ビースティ・ボーイズなども続くことが予想されている。

チャンス・ザ・ラッパーもさっそく、「いつか僕も仲間入りしたい」とツイートしていた。

Tidalもおめでとうのツイートをしていた。
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