ポスト・マローンが少し前にインスタライブで、新作からの曲を次々に紹介。そこで、なんとフリート・フォクシーズとのコラボ曲も発表したからびっくり。週末に『サタデー・ナイト・ライブ』に出演して、早速初パフォーマンスを披露した。そこに和太鼓も参加していたからびっくりした。アルバムにも参加しているのかは不明。映像はこちら。
“Love/Hate Letter to Alcohol”
さらにロディ・リッチとの曲もパフォーマンス。
”Cooped Up”
アルバムは『Twelve Carat Toothache』で、6月3日に発売だ。
ジャケ写は人生の裏表を表現しているそう。
ちなみに、『サタデー・ナイト・ライブ』に出演する直前に、トークショーに出演したのだが、そこでなんとボブ・ディランとメッセージのやり取りをしているという聞き捨てならない発言もしていた。こちら。
1分48秒くらいで、16歳の彼がボブ・ディランのカバーをしている映像がある。
ボブ・ディランのタトゥーもしているそう。
それでボブ・ディランに会ったことはあるか?と訊かれて「ない」と答えているのだがその次に
ええええ、これだけでも驚きだ。「俺たちは….これについてどれだけ話していいのか分からない。
でもチャットしているんだ。
メッセージをくれたりしている」
ちなみに、ジャック・ホワイトも同じように、「ボブ・ディランについて、どれだけ話していいのか分からない」というような発言をよくしている。
ボブ・ディランは若いアーティストと密かにコラボの作品を作っているんだろうか???
ポスト・マローンは、新作からの曲を「早くみんなに聴いて欲しい」と既に発表済みのザ・ウィークエンドとの曲の他、何曲も豪華なコラボ曲をインスタライブで発表していた。
新作については「今の自分の心境がそのまま刻まれたアルバムで、メインストリームを生きるアップダウンが描かれている」と語っている。
また「コロナ禍で、これまでにない挑戦をした曲。これまでのように売れて証明してやろうという内容ではなくて、特別な作品にした」と。
インスタライブでは、ロディ・リッチの曲の他、キッド・ラロイとの”Wasting Angels” や
ドージャ・キャットとの”I Like You”というキュートな曲も披露し、
この2曲は、ロディ・リッチやロビン・ペックノールドとの曲に比べると、明るい曲になっている。
ロビンとの曲については、「アルコールとの葛藤について歌った曲」。ロビンを「最も偉大な人だ」と語っていた。
売れて証明してやろうとしたわけではないと言っている割にはロビン以外は、思い切りメインストリームで売れている人ばかりの豪華なメンツを集めている。
フリート・フォクシーズのロビン・ペックノールドとのコラボとは超意外だが、実はどちらかのファンなら知っていると思うけど、ポスト・マローンは昔からフリート・フォクシーズが大好きなバンドだと公言していた。
「フリート・フォクシーズが好きじゃないならファックユー」と。さらに「発表された全曲が好きな唯一のバンドだ」まで言っていた。
ロビンもそれを嬉しく思っていたようで、その後時々メッセージをやり取りする友達になった。実は、フリート・フォクシーズの『SHORE』にポスト・マローンが参加する予定で、ポスト・マローンがLAでレコーディング中のロビンを訪ねたらしい。しかしロビンは早くアルバムを出したかったため、その時はコラボは実現せず。今回ようやく実現した。
今回のコラボの経緯について、最近ロビンがインスタでコメントしていた。
「2019年にフリート・フォクシーズによくしてくれてありがとうの意味を込めて、”For Post Malone”という曲を書いて送った。
2021年に、彼のアルバムの制作過程で招待されて彼のために昔書いたものを演奏し歌った。
2022年にしばらくの間いろいろやり取りし、後の作業には参加していなかった。それがクレイジーな曲になっていた。楽しくてラッキーで意外な曲に。彼と彼のスタッフは最高だ」
ポスト・マローンはまもなくパパにもなる予定で、今最高に幸せだとも語っていた。
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