デヴェンドラ・バンハート@タウンホール

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デヴェンドラの新作が発売となり
日曜日でタウンホールでライブがあった!
彼のライブその度ごとに違って
しかしどれも印象に強く残るライブなのだが、
この日もまた素晴らしいライブだった。
やはり最新作のモードに近くて、
より王道的な佇まいだったのが何よりの特徴。
しかも構成が大きく3つに分かれていた。
最初はバンドでアップテンポまたはキャッチーな曲。
”ベイビー”など。
その次にデヴェンドラひとりで基本アコギの
じっくり聴き入るタイプ。
そして最後またバンド体制で、アルバムの中でも
思い切りギター・へヴィな”ラッツ”などを演奏という。
新作の曲を中心し、最期までピシッと
フォーカスがまったくぶれない素晴らしい内容だった。
”フリーク”っぷりが吹っ飛んだ、
単に天才アーティストの素晴らしい演奏と声がそこにある
という。
しかし、後ろの女の子達は、それでも彼が動いたり、しゃべたりする度に、
”HE IS SOOOOOO SKINNY!"
"HE IS SOOOOOO CUTE!"
"HE IS SOOOOOO SMART!"
と日本の中学1年生レベルの英文を連発していた(笑)。
確かに私がこれまでインタビューしたアーティストの中でも
恐らくIQの高さは5本の指に入るのではというくらい
頭の回転が早いと思う人だけど。
そして確かにガリガリでそしてキュートだけど。
まあそういう魅力もすごく大事だ。
『ニュー・ムーン』に負けないためにも。
あ、そういえばヒゲはもうのびていた。
インタビューの時聞いたら、めんどくさがりで結局のびてきちゃったのだと。
その時は剃ったのは、染めようと思ったらはげたから、と言っていたけど(笑)
真意は定かではなし。まあそれはどうでもいい。


そういえば、前座はリトル・ジョイ。
Rodrigo Amaranteはそのままデヴェンドラのバンドにも参加。
リトル・ジョイを最初に観た時は3人で、
その後ファブ抜きでツアーしていた時もあったけど、
この日はなんとトランペットまでいて、計8人になっていた。
びっくり。大所帯。
そしてファブもいた。そっか、ジュリアン、ツアー中だし。
ステージの上で和気あいあいで、楽しそうでいいな〜という感じだった。


デヴェンドラは2時間近く演奏したのだけど、
いつものごとくあっと言う間という感じだった。
終わったのは11時。
11時かあああ……。まだ夜は早い!


ということで、この後一か八かで、見逃したいた
ダーティー・プロジェクターズのNY4日公演最終日に行ってみることに。
ライヴは恐らく11時開始で、きっと15分くらいは始まらないはず。
タクシーで行けば間に合う。
どうせ会場は家の近くだし。
もちろんチケットは売り切れているけど、
なんとなく行けば入れるような気がする。
ということで、一路バワリー・ボールルームへ!
さて入れるのか?
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