エミネム新譜完成か?!

エミネム新譜完成か?!

なんとエミネムが、ドンキー・コングで最高点を記録したとTwitterで発表(笑)!465800点。ドンキー・コングをいまだにやっている人は、世界にエミネムだけの可能性もありますが、そして私はやらないので、これがどれくらいの高得点かわかりませんが、エミネムがわざわざ久しぶりのTwitterで威張るぐらいなので相当高いはず。エミネムは、新しいゲームは複雑すぎてできないので(笑)、この古いゲームにはまっているのだそうです。

そういえば、去年の暮れに出たComplex誌のインタビューがかなりすごかった。ドラッグ中毒から開放されたはいいけど、それ以外のものにいかに中毒になっていたのかを語っていて。まず、ランニング。自分が太りすぎたのが嫌でランニングを始めたそうなのですが、始めたとなるととにかく何でも極端にのめり込む性格。なんと毎日30キロ走っていたのだそう。走らないと気が済まなかったようで、しかも、毎日自分でカロリーを計算して、1000キロカロリー消費しないといけないところを消費できていないとその日絶対に眠らなかったのだそう。そんなことしているうちに、自分でもヤバいと思うくらい痩せてしまったそう。エミネムは字がめちゃくちゃ小さいのですが、極端な中毒症と几帳面さの悪いコンビネーションがここに集約されているような。


さらに、”THE WIRE" というバルチモアを舞台にした犯罪ドラマがあるのですが、このTV番組にはまってしまい、すでに5シーズンあるのですが、その全5シーズン(1時間番組計60回)をなんと5回ずつ観ていて、今から6回目に突入と。極め付きは、ハイスクール・コメディで大ヒット映画の”SUPERBAD"が大好きで、なんと200回観たのだそう。本当に200回。台詞が全部言えるくらいと……。痛い。


しかし、このインタビューで一番痛い彼の発言は、彼が髪の毛をブリーチのブロンドから地毛に戻したことについて語っているところで、「自分がしらふになったときに、オレは35歳にもなって一体何しているんだ?と思ったんだ。まだ髪をブロンドに脱色するのか?と。それと、それはその時代との決別も意味していたんだ。なぜならその髪の毛こそが中毒だった頃の自分を思い出させるものだったから。そしてオレは中毒だった時の自分が大嫌いだった。人がオレを嫌えるよりももっと酷くオレは自分が嫌いだったんだ」と……(涙)。


ちなみに、彼が久しぶりにTwitterしたのは、なにもドンキー・コングの高得点を自慢するためではなかったのです。なんと、「ビッグ・ニュースを待ってろよ!」と続きました。ドンキー・コングと”SUPERBAD" だけに夢中になっていたわけではないようです。つまり、新譜が完成したということなのかもです!!!!


http://twitter.com/Eminem
中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする