カニエ「テイラー、ごめんなさい」のTwitterが感動的

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エミネム、Jay-Zから帰ってきて、Twitterを開けたら、カニエで埋め尽くされていた。
http://twitter.com/KanyeWest


やれやれと思って読み始めたら、それがとんでもなく感動的な内容だった。Twitterとはこう使えるんだ、という見本のようなもの。世論に対峙するものでありつつ、アーティストとオーディエンスを何のフィルターも通さずに直でつなげるということはどういうことかを証明している。


カニエはご存知のように、去年のMTVビデオ・ミュージック・アワードで、テイラー・スウィフトが賞を受賞した際に、ステージに上がって、「これは本当はビヨンセが獲るべきだ!」と言い、その後、しばらく世間から凄まじいブーイングを食らっていた。なんと、Lady Gagaとのツアーをキャンセルしたくらいだった。


私の友達なんて、「これでカニエも終わりだね」と嬉しそうに軽く言い放ちやがった。殴ろうかと思ったが、つまり、それが世論だ。カニエの音楽をあんまり真剣に聞かずに、その”エゴ”だけ、上辺だけ見ている人たちこそ喜んでそういう発言をする。そして、それがもちろんカニエを直撃した。


Twitterのおかげで、カニエはそれを、誰にも邪魔されずに自分の側から語ることができた。


その素晴らしいところは、それが自分にとってどんな痛手だったのかを克明に語り、しかも心から謝罪し、しかし、言い訳というトーンにはならず、それがどれだけ正直な心情なのかがカニエの身になって痛いほど読む側に伝わること。「血が大量に出た」と。そしていまだその傷が痛いと。そして、そこにはいつの間にか、彼のことだけでなくて、社会全体の構図なども、しっかりと映し出されているのである。そして私たちも考えさせられる。つまり、だからカニエはスーパースターなのだ。そして、私たちがつぶやきは、それがどんな内容であれ、所詮「眠い」とか「暑い」とか、それ以上の意味を持たないのだ。


この中で、テイラーのために曲を書いたこと、もし彼女が気に入ってくれなかったら、カニエが彼女のために演奏するということも語っている。


カニエは夏が終わる前に、自分はやり直すのだ、そして、みんなの心を取り返したいと語り、最後にだからまずここからスタートと、「ごめんなさい、テイラー」で締めている。


テイラーがカニエに返事をするかどうかは彼女の自由。今のところ9月2日で止まっている。
http://twitter.com/taylorswift13


カニエは9月12日のMTVビデオ・ミュージック・アワードに出演する。その時このテイラーへの曲をパフォーマンスするのでは?どちらにしてもこのふたりの和解はこの日のテーマになるだろう。だから、すごい視聴率をはじき出しそうだ。


この間のArcade Fireのビデオしかり。才能とアイディアされあれば、最先端のテクノロジーを使って、パーソナル、かつエモーショナルな表現でオーディエンスとつながることは可能なのだということをこれは示している。


そして、この”Power"のジャケット、やっぱりカニエにしか見えない。
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