今年の注目USインディ映画スピリット・アワードノミネーション!

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年によってはアカデミー賞より楽しみにしているUSインディ映画の祭典インディペンデント・スピリット・アワードのノミネーションが発表された。


最多ノミネーションされたのは、”WINTER'S BONE"だった!このブログでも実は何度か紹介させていただきましたが、きっと誰も覚えてないと思いますが、この夏アメリカで公開され好評を得た数少ない作品のひとつ。東京国際映画祭でも上映されたので見た方いらっしゃるのでは?


この作品、何しろ主演優が素晴らしかった。内容は、ある意味『プレシャス』のような感じで、彼女のせいではないのに、どんどんどんどん人生がどうにもならない方向に進んで行ってしまって、八方ふさがりになるという物語。思い切り地味な内容なのだが、本当に主演のジェニファー・ローレンスの演技力のおかげで、最後まで見切ってしまうという素晴らしい作品なのだ。どっからどう見ても超低予算の映画だが、この作品のおかげで、彼女はいきなり『X-MEN』に抜擢された。早くからアカデミー賞主演女優賞の声まで上がっている。”WINTER'S BONE"は、作品賞、監督賞、主演女優賞を含む7部門でノミネート。


さらに、続くは、5部門でノミネートの、実は私がこの夏一番好きだった作品、”THE KIDS ARE ALL RIGHT"というコメディ! これは、最新号のロッキング・オンのコレポンのページでも紹介させていただいているのですが、ヴァンパイア・ウィークエンドに始まり、MGMTに終わるサントラも素晴らしい作品だ。


物語は、アネット・ベニングとジュリアン・ムーアが演じるレズビアン・カップルと、その間に生まれたふたりの子供を主人公に、彼らがティーネージャーになり、彼らの父親=精子バンクに精子を提供した人物を捜して始まる不自然な家族の物語。レズビアン・カップルを演じたふたりの女優がすでにアカデミー候補と言われていますが、実は私は、ふたりの子供、ミア・ワコウスカとジョシュ・ハッチャーソンのほうがこの思春期のなんとも言えない微妙な年ごろを見事に演じていたと思う。レズビアン・カップルのほうがそりゃやってる感はあるが。何気ない演技のほうが絶対に難しいはずだし、タイトルにもある通り彼らのほうが映画のハートなのだ。しかし、実はさらにこの映画で必見なのは、かっこ良すぎるマーク・ラファロ。全国マーク・ラフォロファンの皆さん。あなたの見たいマーク・ラファロのすべてがここにあります(笑)。というわけで、結局全員が良く見えるということは、それだけ脚本と監督が素晴らしかった証拠でも。


ドキュメンタリー部門で、Banksyのノミネートも嬉しい。また、『BLACK SWAN』、『127 HOURS』、などなどアカデミー賞にも関わるだろう作品も多々ノミネート。リストは、こちら!
http://www.spiritawards.com/nominees
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