ボブ・ディラン「俺の言った通り!」にオバマ無事再選。同性結婚合法化、マリファナ合法化、アメリカに変化の兆し

ボブ・ディラン「俺の言った通り!」にオバマ無事再選。同性結婚合法化、マリファナ合法化、アメリカに変化の兆し

ボブ・ディランが予言した通り、無事オバマ大統領が再選を果たしました。

面白いのが、ボブ・ディランがオバマ当選前後に、フェイスブックに初のコメントをしたのですが、簡単に言ってしまえば、「俺の言った通りだっただろう」という内容であること(笑)。その通りでございます!いや、でも本当にハラハラでした。
http://www.facebook.com/bobdylan

今回の選挙は、接戦となった州でヒスパニック系の票がオバマに集まったことが当選の大きなカギとなりました。

その他今回オバマが当選したカギのいくつかは:

―30歳以下の若い有権者の60%がオバマに投票。しかもカギとなった州での効果が大きかった。
―アフリカン・アメリカンについては、前回と同様の強さで、カギとなったバージニア州では前回より多くの黒人が投票したということ。
―自動車産業を救ったことも、ミシガン州とさらに、選挙を決めたオハイオ州を勝ち取った理由とされています。
―ロムニーは女性の権利を無視した政策を提示しているため、前回から3%上がった女性票のうち、67%がオバマに投票すると結果になりました。

今後アメリカは、白人より、ヒスパニック系、マイノリティの人口が増えていくので、今回の選挙の結果はアメリカの未来と変化を反映するものであり、今後も共和党は苦戦を強いられることになるのではとも言われています。

また報道では、若い有権者の関心の薄れが伝えられていましたが、結果的には投票者全体の19%を占め、前回の選挙よりも1%上がったとのこと。具体的な投票数が上がったのか下がったのかは、まだ数日しないと分からないそうですが。若い有権者の票が、今回もオバマ再選に大きく影響を及ぼしました。

さらに、今回の選挙では、メリーランド州、メイン州、ワシントン州において、市民の投票によって同性結婚が合法化されたことも非常に大きなニュースで、ウィスコンシン州では、初めてゲイを公言する女性上院議員が誕生しました。またコロラド州、ワシントン州では、娯楽目的のマリファナがアメリカで初めて合法化されるなど、市民の意識の変化も表れています。

オバマは、4年前に「変化」「希望」をスローガンにして当選しましたが、その直後にアメリカ国民が知ったことは、希望は壊れやすく、Jay-Zが言っていたように、「変化というのは一夜にして訪れない」ということ。しかし、昨日はその変化が少しだけだけど、確実に訪れているのを感じました。そして、もう少し地に足の着いた希望を持っているような気がします。

パッション・ピットのマイケルが「自分の国を良く思えるよ」とツイートしていましたが。その通りだと思います。
https://twitter.com/mangelakos

「あと4年」とオバマがツイートした写真を見て思わず目がうるっと来てしまいました。どう考えてもロムニー(=ロボットと言われていた)より、オバマのほうが人間として信頼できるだろう……。というか、今朝TVで解説者が言っていたのは、現代のアメリカというのを、オバマ自身がその生い立ちでより反映しているということも大きいということ。白人と黒人の間に生まれ、シングルマザーと、祖父母に育てられというその背景が。共和党の考え方は、まるで25年前のアメリカを見つめているようだと。その意識を改革しない限りは、アメリカの現実に大きく取り残されるばかりだということです。

オバマ政権は、問題山積み。しかし、「FORWARD前進」あるのみです。
https://twitter.com/BarackObama


最後に、オバマ当選のために最後まであんなに頑張ったブルース・スプリングスティーンにも感謝したいと思います。必要な場所にいてくれたことに感謝。
中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする