昨日のカート本に続き、今日は待望のエミネム本が到着!
小さな字でぎっしりとノートの切れ端に書かれた歌詞や家にあったというたった一枚の生まれたばかりのマーシャルを抱える父親の写真など、先週の金曜日に誕生日を迎えたばかりの彼の36年間の人生がたっぷり詰まった自伝だ。
しかし昨日カート本が届いたせいかこんな風にまとめられるとなんだかもうエミネムがいないような寂しい気持ちにすらなる。
というわけで一緒に写っているのは思い出したように出してきたお宝。
普段はインタビュアであるより通訳のことが多いので一杯一杯でそんな余裕ゼロなのだが、だから私の持っている数少ない貴重なサインのひとつ。
ちなみにエミネムはもちろん健在で、少しずつ公で語り始めている。
今日はイギリスのラジオ局BBCでオバマに投票すると表明したことがニュースに。
「俺は政治には詳しくないから大それたことを語る権利はないかもしれないが」とし、さらに「ありきたりの言葉で申し訳ないがアメリカには今新風が必要だと思うから」と。
またVibe誌の発表した“現在も活躍するベスト・ラッパー”の読者投票で、なんと全投票の69%、約92万票を獲得し、カニエも、Jay-Zも、NASも押しのけて1位に選ばれている。エミネムは「簡単に1位と決めることは無理だと思うけれど読者が選んでくれた賞だからありがたく受け取りたいと思う」と述べている。
BBCではまた「再びビックになりたいとはこれっぽっちも思わない。音楽を作りたいだけ。結果何が起きようと受け止めるつもりだけど、もう一度ビックになることが目的ではない」と新作への意向を語り、ただとは言え「脚光は浴びたい」とそのジレンマも素直に認めている。