D・ボイル「『トレインスポッティング』続編をオリジナルキャストで2016年に公開予定」と語る

D・ボイル「『トレインスポッティング』続編をオリジナルキャストで2016年に公開予定」と語る

現在テキサス州オースチンにいて行われているSxSWにダニー・ボイルが登場し、パネルディスカッションを行ったらしのだが、その時ではなくて、その後に単独でインタビューを行ったウェブサイトTHE PLAYLISTがなんと、『トレインスポッティング』の続編について聞き出している。

ダニー・ボイルはこれまでも何度もか『トレインスポッティング』の続編の可能性については話してきたが、ここまで具体的な構想を話したのは初めてだ。
http://blogs.indiewire.com/theplaylist/exclusive-danny-boyle-says-trainspotting-sequel-with-original-cast-will-shoot-in-2016-plus-hes-got-two-period-piece-films-in-the-works-20130309

まず、『トレインスポッティング』の原作者、アーヴィン・ウォルシュが自ら書いた『トレインスポテッィング』の続編『PORNO』を元に、脚本を書き、全オリジナルメンバーを集めて、2016年には公開したいということ。

脚本は、『トレインスポッティング』の脚本を書いたジョン・ホッジが現在執筆中のようだ。

「『トレインスポッティング2』については、長い間計画はあったんだ。ジョンがしっかりとした脚本さえ仕上げてくれたら、ユワン・マグレガーはじめ全オリジナルキャストを集めるのは簡単だと思う」「もちろんそれぞれの役がしっかりと書かれているかどうかみんな確認したいはずだけどね。観客をがっかりさせたくないからね」。

また、『2』を作るにあたって唯一にして一番大事なことは、「オリジナルを好きだった人達を絶対にがっかりさせないことだ」とも語っている。

ボイルによると『2』は、原作の『PORNO』を忠実に再現したものではなくなるということ。「いくつか原作に基づいた部分もあるけどね」と。

彼は、その他現在なんと時代物の作品を2本手がけているところで、その1本はホッジが脚本を手がけるそう。ありきたりの時代物にはならないそうだが、「自分が時代物をやることになるなんて思っても見なかったよ。もししかして、もうネタ切れってことなのかもしれない(笑)」と。

「『トレインスポッティング』は1996年に公開されたので、理想的にはその20周年である2016年に『2』を公開したい」ということだ。

ぎゃー、もう20年も経つのか。恐ろしい……。

ちなみに、日本公開時の超カッコ良い劇場パンフレット始め、アートワークは、カットのADである中島英樹氏が手がけています。
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