新宿MARZで、フォトグラファー佐藤哲郎氏の企画「サケとカメラとロケンロー4 ~まちぶせレコ発に乾杯!~」。
まちぶせのアルバム『Be Yourself To Rebel』のレコ発企画でもある。
キュウソの取材の後、駆けつけました。なんとかまちぶせのライヴに間に合った。
このバンド、ライヴのほうが音源の何倍もいい。野々山領(Vo・G)の声も強く響くし、
演奏もぐしゃぐしゃなようで一本筋が通っていて、何よりその音楽に込められた思いがビリビリと伝わってきた。
ドラムの南條暢也の「イェー!」とベースの井上昭紘のナデガタMCもウケてんだかスベってんだか、
という感じだけど、その中で野々山は異様にマジだった。
「えーと、えーと」と言葉を探しながら本当のことだけを喋り、唾を飛ばして歌い、
コードをときどきトチりながら、あれES-335かな、赤いギターをかき鳴らしていた。
不格好で不器用で、だからこそそこでは真実だけが鳴っていた。
まちぶせ、やっぱりかっこいいバンドだ。
アルバムについては前に書いたのでそちらをどうぞ。
http://ro69.jp/blog/ogawa/99882