SEBASTIAN X、未来を見たツアーファイナル

SEBASTIAN X、未来を見たツアーファイナル

1曲目の“POWER OF VITAL”からいきなり高まり、2曲目“サディスティック・カシオペア”と3曲目“ROSE GARDEN, BABY BLUE”で涙がちょちょ切れ、あとはいろいろな感情の波に襲われながら、気がついたら目の前では本編終盤で、“ヒバリオペラ”のコール・アンド・レスポンスが展開していた。SEBASTIAN Xを観て、こんな感覚を覚えたのは初めてだ。

断片的な記憶をたどると、“光のたてがみ”を歌う前に、永原真夏は「孫にも嫌がられるくらい、世界でいちばんうるさいババアになります!」と一生歌い続ける決意を叫んでいた。今日は“日向の国のユカ”で歌われたまなっちゃんの愛猫ユカの命日だと聞いた。あと、まなっちゃんがしゃべっているのに、抑えきれなくなったのかベースの飯田裕が何か喚いているのも見た。“ワンダフルワールド”で起きたシンガロングに感動した。

アルバム『POWER OF NOISE』はSEBASTIAN XがSEBASTIAN Xであること、永原真夏が永原真夏であることを、全身全霊をかけて肯定するアルバムだった。そこから長い長いツアーを経て、ツアーファイナルのSEBASTIAN Xは、いつのまにかリキッドルームいっぱいの人の存在を片っ端から肯定するようなバンドになっていた。剥き出しの魂を迷いなしに解き放つまなっちゃんは、とにかくかっこよかった。

3度目のアンコール、今日最後に演奏されたのは、未来が生まれる瞬間の歌、“F.U.T.U.R.E.”だった。そこで永原真夏は「未来が見えた!」と叫んだのだ。確かに、見えた。このライヴを象徴する一言だったと思う。

終演後のメンバーもハイテンション。全員キラキラしていた。これなら、12月28日、初出演となるCOUNTDOWN JAPANのステージも超パワフルなものになるはず。期待してるぜ!
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