ソウル・フラワー・ユニオン×シーナ&ロケッツ、宇宙規模の愛を届ける対バン!

ソウル・フラワー・ユニオン×シーナ&ロケッツ、宇宙規模の愛を届ける対バン!

ソウル・フラワー・ユニオンの3月定例「闇鍋音楽祭」、今年の東京公演で相見えるのは、シーナ&ロケッツである。「シーナが先に来て、待ってくれとっちゃ」というステージで、鮎川・奈良・川嶋の3ピース+αな愛の爆烈ロックンロールをぶっ放す。「ロックンロールに練習はないっちゃ、一発勝負じゃけんね!」という生き様を、笑顔のまま刻み付けるステージだった。4月6日・7日には、昨年に引き続き「シーナの日#2」が下北沢GARDENで開催予定。ゲストはサンハウス。シナロケやサンハウスの関連作品も、次々にリリースされるようだ。ぜひチェックしてほしい。

で、昨年のツアーでは当然のようにシーナをトリビュートしていたSFU。今回はリクルマイをサポートに迎える強力な編成で、彼女がリードヴォーカルを任されたレゲエクラシックも披露される。一方の「浪速のデヴィッド・ボウイ」(自称)中川敬は、ソロライヴでもやっていた日本語詞カヴァーをSFUアレンジで放つ。レコーディングするべき逸品である。SFUのカヴァーには、天上の魂を地上へと呼びつけ、共に歌い踊るようなパワーがある。

シナロケもSFUも、現在のステージ上に確認できる正規メンバーは男性だけだし、ときに激しいサウンドを鳴り響かせるが、下卑た男性性を振りまくことはない。メンバー構成云々よりも、優れたロックがもともとそういうものだからだろう。今夜のSFUの音の中にチラリと顔を覗かせた、カーティスやストラマー、MJ、そしてもちろんボウイも、そういうアーティストだった。

闇鍋名物のスペシャルセッションでは、最後まで痺れるほどにかっこいい鮎川誠との共演を喜びつつ、まるで新人のような顔になってしまうSFUやリクルマイが可笑しい。以前は「あのふたり(シーナと鮎川)が仲良すぎて」なかなか交流ができなかったそうだ。贅沢な3時間半だった。よし、定期充電完了だ。俺もがんばろう。(小池宏和)

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