KANA-BOON、超フレッシュ&激エモーショナルなツアー初日を観た!

KANA-BOON、超フレッシュ&激エモーショナルなツアー初日を観た!

演奏もメロディも歌詞もレヴェルが跳ね上がった最高傑作『Origin』を携え、「KANA-BOONの格付けされるバンドマンツアー 2016」が幕張メッセからスタート。ネタバレ回避で、印象的なことを中心に書きます。

ファン参加でKANA-BOONの4人が格付けされる、というインタラクティヴな企画については、今後の各公演でも楽しい一幕になるだろう。僕が驚かされたのはやはり音楽的な部分で、精神的な原点回帰である『Origin』のモードに、久々のツアーという喜びまでが上乗せされ、奔放に弾けるパフォーマンスが最高だった。

また、音楽に救われる体験を無数のオーディエンスと共有する『Origin』収録曲がやはり素晴らしい。谷口鮪は「音楽を仕事にしてたまるか」と告げていた。もちろん、ネガティヴな意味ではない。彼らはデビュー当時からプロフェッショナルなバンドだった。より純粋な気持ちで音楽と向き合いたい、そしてもっと素晴らしい音楽を生み出す、という意志表示だ。

7月の海外公演までスケジュールは続いてゆく。意気込みが表れたこの初日から凄かったが、パフォーマンスはどんどんこなれて良くなっていくだろう。ネタバレ少なめでライヴレポートを書きます。写真は、ツアー中に大活躍するはずの格付け犬・リッチー。(小池宏和)
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