【速報】Nothing's Carved In Stone、日比谷野音初ワンマンを観た!
2016.05.15 22:00
音源デビューが2009年だから、ちょうど7年、7枚のアルバムを経て迎えた、初の野音ワンマン。さっと登場して、ものすごい瞬発力でものすごい音を鳴らして、そのまま2時間を駆け抜けた。めちゃくちゃ気持ちいい。後日アップのライブレポートを書きます。
野音のロックには、特別な空気がある。都会のど真ん中の屋外でヤバい音が鳴ることの、シンプルなスリルと興奮である。驚異的な技術と「青い気持ち」に裏付けられたNCISのロックは、2016年の野音に見事、その空気を生み出していた。
どこまで行ってもピュアな衝動に忠実だからこそ、彼らはこんなふうにロックの風景を更新することが出来るし、ポピュラリティを獲得し続けられるのかも知れない。ウブやおにぃは、座席制のオーディエンスに見つめられるのが恥ずかしい、と笑っていたが、素晴らしい野音ライブだった。
最後には、拓のソロ弾き語りで、歌詞が未完成のままの新曲が披露された。これがまた味わい深いエモーションを宿していた。この日の模様は映像化(ひなっち曰く「デーブイデー」化)されるらしいので、ぜひ楽しみにして欲しい。(小池宏和)