全国13ヶ所すべてソールドアウトとなったGLIM SPANKY「Next One」ツアー、新木場STUDIO COASTでいよいよフィナーレ！
「ツアーの最後にこんな、ウッドストックの丘みたいな景色の中で歌えて最高です！」
松尾レミはそんな言葉であふれ返る感激を語っていたが、「より前へ先へと進む意思」がそのまま60～70年代ロックンロール／ブルースの骨太な質感とともに鳴り響くGLIM SPANKYの音楽は確かに、往年のロックの伝説と「今」を最短距離で結ぶような強烈な生命力に満ちていた。

20代中盤というふたりの年齢からは想像できないくらいに幅広い世代のオーディエンスがフロアを満たしていたこの日のアクト。
亀本のギターはリフもソロも眩しいくらいに鮮烈だったし、松尾のハスキーボイスはどこまでも伸びやかに魂ど真ん中を撃ち抜いてきた。
改めて世界への挑戦精神を掲げながら、ブレーキ壊れた加速度で邁進するふたりのマインドがびしびし伝わってくる一夜だった。ライブの詳細は、ちょっと先ですがJAPAN次号＝1月号（11/30発売）でレポートします！（高橋智樹）