【速報】MONGOL800、「What a Wonderful World 16」の大トリに立つ

【速報】MONGOL800、「What a Wonderful World 16」の大トリに立つ

最高のロケーション、最高の天候コンディションに、最高の音楽が溢れまくった2日間だった。皆勤賞・Dragon AshのKjは、2年ごとに訪れるこの場所について「楽園なんじゃないかと思う」と語った。

そして、大トリに登場したMONGOL800。彼らには、こんな楽園の舞台こそが相応しい。ここに立たなければならないバンドだった。だから、オーディエンスは夜遅くまでフィールドを埋め尽くし、モンパチの勇姿を見届け、高らかに歌った。

近年、ポリティカル色の強い作風が続いていたあとに、モンパチは最高にポップでファンな原点回帰作『Pretty Good!!』をリリースした。僕は彼らのそんなバランス感覚を本当に素晴らしいと思う。ただ、身近でリアルなことを歌っているから、そうなるのだ。

音楽は強いメッセージを放つこともできるし、何もかも忘れて思い切り楽しむこともできる。何を歌ってもいいし、好きな音を鳴らしていい。そういう、最も大切で基本的なことを知っているバンドの屋外フェスが、「What a Wonderful World」なのだ。

で、キヨサクはさらりと、何でもないことのように「どう? ここ、いいでしょ。普通にいいんですよ」と告げる。まったくだ。アンコールではRIP SLYMEとの温かいコラボも果たされ、そして全員集合の完璧なフィナーレを飾るのだった。(小池宏和)
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