【速報】焚吐、思い出の場所・渋谷WWWでのツアーファイナル公演を観た

【速報】焚吐、思い出の場所・渋谷WWWでのツアーファイナル公演を観た

焚吐の1stアルバム『スケープゴート』を携えたワンマンツアー「リアルタイム・カプセルVol.2」の最終公演を観た。

会場の渋谷WWWは、焚吐のデビューのきっかけとなったオーディションの最終選考の場所。
思い入れのある会場で、しかもツアーファイナル。焚吐本人もこの日を相当心待ちにしていたそうで、「前日の夜に自宅で電気を消してシュミレーションしてみたら見事に頭をぶつけた」とのこと。

そんな気合い十二分に挑んだライブ、初っ端からその儚げな佇まいからは想像もつかない力強い歌声を放ち、観客を甘やかす事なく煽る、煽る。
かと思えば、弾き語りでは清澄感のある歌声をより際立たせ、アンプラグド形式では気心の知れたバンドメンバーとの関係性を表すかのような温かさのある演奏を披露。
さらに、落ち着きながらも確実に会場の笑いをかっさらうMC。

そして、どの曲も全身全霊で歌い上げる焚吐の前には、同じく全力で応える観客。
その光景に、“黒いキャンバス”にある一節《全部報われる 美しい世界》が重なったのはきっと自分だけじゃない。

アンコールラストは、小学生の頃制作したという楽曲“ティティループ”を披露。
歌い上げた焚吐は、微かに笑みを浮かべながらも、非常に充実感に満ちた表情で会場を見渡していた。

ちなみに、添付の写真は終演後ステージをバックに撮影したもの。焚吐的「充実感に満ちたポーズ」だそうです。

なお、現在RO69の特集ページでは焚吐のインタビューを掲載しています。

焚吐、10代最初で最後のアルバムがポップ的実験の集大成となった理由
http://sp.ro69.jp/feat/takuto_201702/page:1

是非こちらもご覧ください。(宇佐美)
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