ハリー・スタイルズ、ソロ・アルバム発売記念シークレット・ギグに潜入!

ハリー・スタイルズ、ソロ・アルバム発売記念シークレット・ギグに潜入! - pic by Sofi Adamspic by Sofi Adams
ワン・ダイレクションのシンガー、ハリー・スタイルズが、ソロ・アルバム発売直後の5月13日(日本盤は5月24日発売予定)、北ロンドンのThe Garageでシークレット・ショーを開催。

当日まで場所は一切非公開という徹底ぶりで、キャリア初のソロ・アルバム&ライブに対する並々ならぬ意気込みが感じられた。

600名ほどのキャパシティの狭い会場は、当日券をゲットできたラッキーなファンたち、そして各地のレコード会社によるキャンペーンで当選したさらにラッキーな世界中のファンたち(日本からも参加者あり!)で埋め尽くされた。

ハリー・スタイルズ、ソロ・アルバム発売記念シークレット・ギグに潜入! - pic by Sofi Adamspic by Sofi Adams
ライブ開始前からハリー・コールがかかる中、午後8時頃、ハリーは上下ピンクのスーツ姿で登場。アルバム収録の全10曲に加え、カニエ・ウェストのカバー「ウルトラライト・ビーム」、ワン・ダイレクションの「ストックホルム・シンドローム」のセルフカバーを披露した。

先行シングルや、アルバム発売に先駆けたメディアでの演奏・曲オンエアがあったとはいえ、前日に発売されたばかりの曲をすべて、割れんばかりの大合唱で迎えるというファンの献身的な愛には驚かされる。
ハリー・スタイルズ、ソロ・アルバム発売記念シークレット・ギグに潜入! - pic by Sofi Adamspic by Sofi Adams
途中のMCでは、なんとハリーが前述した日本からの参加者に気づいてくれ、「ガンバリマース!」と日本語でレスポンスする場面も。

また、その日が誕生日だった観客のために会場とともにバースデー・ソングを歌ったり、前日入れたばかりだという左腕のタトゥーを嬉しそうに見せたりするなど、ハリー本人も自身初のソロ・ライブ、および小規模な会場ならではのオーディエンスとの距離感を楽しんでいる様子であった。

ハリー・スタイルズ、ソロ・アルバム発売記念シークレット・ギグに潜入! - pic by Sofi Adamspic by Sofi Adams
その夜で最も大きなシンガロングが響いた「サイン・オブ・ザ・タイムス」で、およそ1時間半のライブは終了。ハリーは丁寧に感謝を述べ、10月に再びソロ・ライブで戻ってくるとロンドンの観客へ約束し、彼にも、ファンにとっても特別な夜は幕を閉じた。

音楽性の幅広さ、パフォーマンスの揺るぎなさなど、“ワン・ダイレクションのシンガー”に留まらない、“いちアーティスト、ハリー・スタイルズ”としての大きな可能性を感じさせるライブだった。

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以下、当日のライブの様子が垣間見えるツイートをいくつか紹介したい。

●ハリーの「ガンバリマース!」動画はこちら。

●ファンの誕生日を会場とともに祝うハリー。その女性の名前が“アイリーン”だったので、最後に「カモン・アイリーン」のワンフレーズを歌うおまけつき!

●ハリーの名MC・その1「(アルバム収録曲のひとつ『Kiwi』をプレイしてほしい観客からの『Kiwi』コールに対して)僕がトイレ行く間にも『Kiwi』コールし続けてくれる?」
https://twitter.com/ash_london/status/863486850358538241

●ハリーの名MC・その2:「僕はナルシストだから、もっと(歓声を)もらわないと」
https://twitter.com/TheHarryNews/status/863507885447421952

(古川 典子)
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〈SETLIST〉
Ever Since New York
Carolina
Meet Me In The Hallway
Woman
Ultralight Beam (Kanye West cover)
Only Angel
Stockholm Syndrome (One Direction song)
Two Ghosts
Sweet Creature
From The Dining Table
Kiwi
Encore: Sign of the Times
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