当日まで場所は一切非公開という徹底ぶりで、キャリア初のソロ・アルバム&ライブに対する並々ならぬ意気込みが感じられた。
600名ほどのキャパシティの狭い会場は、当日券をゲットできたラッキーなファンたち、そして各地のレコード会社によるキャンペーンで当選したさらにラッキーな世界中のファンたち(日本からも参加者あり!)で埋め尽くされた。
先行シングルや、アルバム発売に先駆けたメディアでの演奏・曲オンエアがあったとはいえ、前日に発売されたばかりの曲をすべて、割れんばかりの大合唱で迎えるというファンの献身的な愛には驚かされる。
また、その日が誕生日だった観客のために会場とともにバースデー・ソングを歌ったり、前日入れたばかりだという左腕のタトゥーを嬉しそうに見せたりするなど、ハリー本人も自身初のソロ・ライブ、および小規模な会場ならではのオーディエンスとの距離感を楽しんでいる様子であった。
音楽性の幅広さ、パフォーマンスの揺るぎなさなど、“ワン・ダイレクションのシンガー”に留まらない、“いちアーティスト、ハリー・スタイルズ”としての大きな可能性を感じさせるライブだった。
●ハリーの「ガンバリマース!」動画はこちら。
🇬🇧#HarryStylesロンドン🇬🇧
— One Direction Japan (@1D_OfficialJP) 2017年5月13日
ハリーMC「今夜はいろんな国からファンが来てくれてるね!ジャパン🇯🇵❗️ガンバリマース❤️」#1DJP pic.twitter.com/LJgG4bikE0
●ファンの誕生日を会場とともに祝うハリー。その女性の名前が“アイリーン”だったので、最後に「カモン・アイリーン」のワンフレーズを歌うおまけつき!
🇬🇧#HarryStylesロンドン🇬🇧
— One Direction Japan (@1D_OfficialJP) 2017年5月13日
本日お誕生日のファンのためにバースデー・ソングを贈るハリー♪🎂#1DJP pic.twitter.com/jPKCM0fTQM
●ハリーの名MC・その1「(アルバム収録曲のひとつ『Kiwi』をプレイしてほしい観客からの『Kiwi』コールに対して)僕がトイレ行く間にも『Kiwi』コールし続けてくれる?」
https://twitter.com/ash_london/status/863486850358538241
●ハリーの名MC・その2:「僕はナルシストだから、もっと(歓声を)もらわないと」
https://twitter.com/TheHarryNews/status/863507885447421952
(古川 典子)
Ever Since New York
Carolina
Meet Me In The Hallway
Woman
Ultralight Beam (Kanye West cover)
Only Angel
Stockholm Syndrome (One Direction song)
Two Ghosts
Sweet Creature
From The Dining Table
Kiwi
Encore: Sign of the Times