7月にボウイに会いに……。『地球に落ちて来た男』上映会&写真展


突然の訃報からはや半年――。イマンが、父の日に公開した写真に胸が熱くなったが、7月には、こんな形でボウイの姿に会える。
7月にボウイに会いに……。『地球に落ちて来た男』上映会&写真展 - © 1976 Studiocanal Films Ltd. All rights reserved. 提供:京都みなみ会館、boid 配給:boid  www.boid-s.com© 1976 Studiocanal Films Ltd. All rights reserved. 提供:京都みなみ会館、boid 配給:boid  www.boid-s.com
まずは、予告編&メイン・ヴィジュアル(↑)が公開された映画『地球に落ちて来た男』の再上映。
今回のキャッチコピーは、

「今はもうないあの場所へ いつの日かわたしはきっと帰るだろう」
7月にボウイに会いに……。『地球に落ちて来た男』上映会&写真展 - © 1976 Studiocanal Films Ltd. All rights reserved.© 1976 Studiocanal Films Ltd. All rights reserved.
SFでありながらノスタルジアを強く感じさせる本作の本質にせまったものになっている。
これまでは、映像作品も含め下記の場面写真の印象が強かったので、イメージがかなり違う。
7月にボウイに会いに……。『地球に落ちて来た男』上映会&写真展
7月にボウイに会いに……。『地球に落ちて来た男』上映会&写真展 - © 1976 Studiocanal Films Ltd. All rights reserved.© 1976 Studiocanal Films Ltd. All rights reserved.

とはいえ、ノスタルジアとは、SFの大きなテーマでもあるわけで、
それこそ『E.T.』、『第9地区』、『宇宙人ポール』、『SUPER8』など、最初はぎょっ!とさせられるグロテスクでキモかわいい宇宙人たちの、「おうちに帰りたい……」という強い帰郷の念に触れたとき、私たちは深く心動かされるのだ。(地球侵略ものは除く)

それにしても、1976年の初上映から40年、こんなに美しい宇宙人はいまだにいない。(『ノイズ』のジョニデとかなりすまし系は除く)

ボウイが最後に作った、本作の続編ともいうべきミュージカル『ラザルス』、本当に観たかった。

上映スケジュールは以下のとおり。
7/16(土)~ ユーロスペース、シネマート心斎橋
7/23(土)~ 名古屋シネマテーク 
8/13(土)~ 京都みなみ会館、神戸アートビレッジセンター (予定)
8/27(土)~ 角川シネマ有楽町
9/17(土)~ シネマ・ジャック&ベティ 
2017年1月予定 シネモンド 
時期未定 シネマルナティック、桜坂劇場
<爆音映画祭/映画祭上映>
7/16(土)、20(水) 「爆音映画祭 in 神戸 2016」神戸アートビレッジセンター
7/24(日) 「爆音映画祭 in 仙台 2016」せんだいメディアテーク
8/19(金) 「星空の映画祭2016」原村・八ヶ岳自然文化園 ※通常上映
8/28(日) 「YCAM爆音映画祭2016」 山口情報芸術センター

そして、もうひとつ。
アルバム『ヒーザン』のカメラマンであるマーカス・クリンコの写真展「David Bowie Unseen」が、7/8~20、代官山GALLERY SPEAK FORで開催される。
マイアミを皮切りに、バーゼル、ハリウッド、パリなど世界中を巡回しての、東京での初の写真展となる。(井上貴子)
http://markusklinko.format.com/markus_klinko_bowie#13

http://blog.galleryspeakfor.com/?cid=1
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