ニール・ヤングが描くイラスト満載の自伝『回想』、明日から始まる爆音上映会で先行販売される!

ニール・ヤングが描くイラスト満載の自伝『回想』、明日から始まる爆音上映会で先行販売される!
ニール自身が描いたイラスト40点をオールカラーで収録した464ページの豪華本『回想』。
1月18日の発売日を前に、明日から始まるニール・ヤング監督作品の爆音上映会(梅田&渋谷クラブクアトロ)で先行販売されるそう。

2012年に自伝『Waging Heavy Peace(ニール・ヤング自伝)』を出版しているが、本書はそれとはまったく印象が違う。
「車に注いできた愛情と、自身の生き様の回想が交錯する回想記」と当初から謳われていた通りエッセイ的な要素が強いというか。といっても464ページですが…。

いかにして、ニール・ヤングは「ニール・ヤング」となったのかーーそのすべてがここに。

と帯に書かれているように、バンドのこと、楽曲のこと、楽器、家族、政治……などなどが彼自身の言葉で綴られているそうだ。

愛情溢れる車のイラストによるところも大きいが、自由でいてこだわるところにはどこまでもとことん徹底的にこだわる、頑固でいてチャーミングな、とてもニール・ヤングらしい一冊だと思う。
ロッキング・オン2月号、松村雄策さんのレビューにて書評を掲載している。

ニール・ヤングが描くイラスト満載の自伝『回想』、明日から始まる爆音上映会で先行販売される!
また、今年で15周年を迎え、いまや全国規模で開催される爆音上映会だが、その始まりは実はニール・ヤングで、2003年11月の来日公演記念企画として、ライブ用の音響システムを使い『イヤー・オブ・ザ・ホース』(ジム・ジャームッシュ監督)の上映をしたのがきっかけだった。

今回上映される2作品は、伝説の初監督作品『ジャーニー・スルー・ザ・パスト』(10年前に発売された「アーカイヴ・ボックス」に収録されたものの、日本語字幕はなし)、
そして、6年ぶりにクレイジー・ホースと組んだ87年のヨーロッパ・ツアーの記録で、正式公開はアメリカでも2015年まで待たなければならなかった『マディ・トラック』。ともに初めての日本語字幕をつけての貴重な上映会となる。(井上貴子)


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