ロッキング・オン最新号、表紙巻頭はガンズ・アンド・ローゼズ! 全38ページの来日記念徹底特集

ロッキング・オン最新号、表紙巻頭はガンズ・アンド・ローゼズ! 全38ページの来日記念徹底特集 - rockin'on 2022年12月号 中面rockin'on 2022年12月号 中面

あなたは歴史的瞬間の目撃者になることに成功しただろうか? 2022年11月5、6日の両日、ガンズ・アンド・ローゼズは超満員のさいたまスーパーアリーナを占拠。それは忌々しきコロナ禍により失われてきた「来日ロックアーティストによるアリーナ公演」という日常が、いよいよ本当に取り戻されつつあることを象徴する出来事だった。

本来ならばそこで起きた一部始終についてすぐさまこの場でお伝えしたいところだが、ウェブ上の記事ならばともかく雑誌にはそんな芸当などできはしない。ただ、ガンズの最新ライブの余韻の中に居るファン、その場に居合わせることができないながらも思いを馳せていた読者たちが、今、この瞬間だからこそ読みたいものをお届けすることは可能だ。

この巻頭特集では、この夏のフェスシーズンの中でも特に大きな注目を集めたフランスのヘルフェストでの彼らの姿を追うとともに、2022年にスラッシュ、1987年にスラッシュ、アクセルが語った35年間の隔たりのある現実にスポットを当てる。さらには過去すべてのジャパンツアーについて再検証し、発売から満31年を経た規格外作品『ユーズ・ユア・イリュージョンⅠ&Ⅱ』の超豪華新装盤を分析する。

ロックの基準と常識を変えたというべき名盤『アペタイト・フォー・ディストラクション』の登場から35年が経過し、アクセル・ローズがひとりでガンズの看板を背負っていた長い年月を経て、彼とスラッシュ、ダフ・マッケイガンが同じステージの上で呼吸するようになった時点から、すでに6年半を超える月日が流れている。

以降の彼らは、意外ともいえるほどにコンスタントで精力的なライブ活動を繰り広げてきた。そしてその姿は、ロックのロックたる所以を改めて世に知らしめ、ロックがメインストリームの座を譲ったとされる現在形の常識すらも塗り替えつつある。それが可能なのはガンズが伝説的存在であると同時に、今なお現在進行形のロックバンドであり続けているからに他ならない。

そうした唯一無二の存在が2022年の日本に残した爪痕の正体と意味を探るためにも、さまざまな時制の視点が交錯するこの巻頭大特集をご堪能いただきたい。ここには過去形のノスタルジーばかりではなく、未来に向けての希望とヒントも詰め込まれているはずである。(増田勇一)




ガンズ・アンド・ローゼズの総力特集は、現在発売中の『ロッキング・オン』12月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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