追悼デヴィッド・クロスビー ―― CSN&Yでウェストコーストロック黄金期を築いた彼が、ニール・ヤングらとの想い出から刑務所暮らしまでを語った超貴重インタビュー!

追悼デヴィッド・クロスビー ―― CSN&Yでウェストコーストロック黄金期を築いた彼が、ニール・ヤングらとの想い出から刑務所暮らしまでを語った超貴重インタビュー! - rockin'on 2023年4月号 中面rockin'on 2023年4月号 中面

現在発売中のロッキング・オン4月号では、デヴィッド・クロスビーのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。



「肝心な話をしよう。
俺の人生で重要なことは、これまで経験してきた様々な困難ではなくて、俺にこれだけの音楽を生み出させてくれた、その魔法みたいな力なんだよ」


80歳の誕生日を迎えたデヴィッド・クロスビーに、半世紀前の70年代の誕生日祝いは今とは相当様子が違っていたんでしょうねと訊いてみた。「そりゃあもう! あの頃のお祝いにはセックスがつきものだったからな。自分じゃね、30歳までには死んでるはずだと思ってたんだけどね。ひーひっひっひ」。その甲高い笑い声には最初驚かされるが、実にその人柄を感じさせるものでもある。

彼のライフストーリーは映画にしたら、それこそとてつもない、ほとんど事実とは思えないような信じられない物語になる。生まれ育ったのはロサンゼルスで、アカデミー賞も受賞した映像カメラマンのフロイド・クロスビーの息子として生まれた。学校を中退すると演劇を志したが、その後は音楽に転向し、歴史的な影響力を誇ったふたつのバンドで活躍することになる。

最初のザ・バーズは、そのキラキラしたポップサウンドで60年代のフォークロックの流れを生み出した(ボブ・ディランの“ミスター・タンブリン・マン”など全米1位の大ヒットでも知られる)。その後、ホリーズのグラハム・ナッシュとバッファロー・スプリングフィールドのスティーヴン・スティルスと合流し、ロック史に先駆けるスーパーグループのひとつ、クロスビー、スティルス&ナッシュを結成する。ここにニール・ヤングが加わることで、このバンドはさらにスーパースーパーグループとなった。

メンバー全員がソングライターとして傑出し、4人のボーカルは絢爛であるだけでなく、どこまでも繊細で、気分次第で最高のロックを叩き出すこともできた。『クロスビー、スティルス&ナッシュ』と(ニールも加わった)『デジャ・ヴ』は数百万枚以上のセールスを誇る。
(以下、本誌記事へ続く)



デヴィッド・クロスビーの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』4月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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