ベン・フォールズ・ファイヴの記念すべきライブを観た

ベン・フォールズ・ファイヴの記念すべきライブを観た

ベン・フォールズ・ファイヴの来日公演を昭和女子大学 人見記念講堂で観た。

昨年、じつに13年ぶりのアルバム『サウンド・オブ・ザ・ライフ・オブ・マインド』をリリース、再結成して初めてとなる記念すべき来日公演。
観客の期待が大きいのはもちろんだけど、それにしっかり応える充実のライブだった。
再結成云々というストーリーをつい忘れさせるほどに自然発生的なエネルギーがみなぎっていたし、ピアノでロックする、というかそれを通り越してパンクを鳴らす、という方法論をこの10年でメインストリームにおいてやったバンドはいなかった。
そういう意味では孤高のトリオだ。
なのに、ふと口ずさんでしまう親しみやすい普遍的な歌、どこかノスタルジックな気持ちにさせるストーリー性もまた、ベン・フォールズ・ファイヴの魅力であり続けてきた。
それを噛み締めることができた、幸せなライブだったと思う。
ツアーはまだ続くので、この後の公演に行かれる方はお楽しみに。(羽鳥)
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