アヴリル、「レディオヘッドを大声で歌ってた!」と歌う

アヴリル、「レディオヘッドを大声で歌ってた!」と歌う

アヴリル・ラヴィーンの新曲”Here's To Never Growing Up"が本日公開された。
「ずっと大人にならないことに万歳!」って意味のタイトルを持つこの曲だが、彼女の歌い出しは"singing Radiohead at the top of our lungs, with the boombox blaring as we're falling in love"という歌詞。
「レディオヘッドを声の限りに歌い、ブームボックス(ラジカセ)が鳴り響く中、恋に落ちた」というような内容だが、これはいったい?
大人にならないことに万歳、ということだから、彼女の観点からすればレディオヘッドは子供が聴く音楽、ということなのか?
「あんたに言われたくねえよ!」と言いたいとこだけど、恐らく、84年生まれの彼女が思春期の思い出としてもっとも印象に残ってるバンドがレディオヘッドということだと思える。
確か、『キッドA』が出た2000年、彼女は16歳。ビルボード1位を記録したあのアルバムが当時、もっともビッグなロック・アルバムであったことは間違いない。
と、いいように解釈してみたが、だったら『キッドA』の、どの曲を大声で歌って、恋に落ちたんだ?
そんな曲はあのアルバムにありません。
あと、この曲、彼女のダンナのニッケルバックのチャドが共作している。
ということは、彼にとっても、レディオヘッドは子供が聴く音楽ってこと?
それは、いかなるものか。
どちらにせよ、その意図を知りたい。

曲自体は、アヴリルらしい、良質なポップ・ロック・チューン。
かれこれ彼女もデビューしてから10年以上も経つベテラン・アーティスト。
そう考えると、このブレなさには驚かせる。ルックスも相変わらずだし。
ていうか、ジャケットがエロすぎる。(内田亮)
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