ザ・クラッシュのミック・ジョーンズと話しました

ザ・クラッシュのミック・ジョーンズと話しました

以前もお伝えしたように、現在発売中のロッキング・オン11月号にザ・クラッシュのミック・ジョーンズのインタヴューが掲載されています。
このインタヴュー、実際に自分が電話でミック・ジョーンズと話したんだけど、何千回も聴いてきたあの歌声とまったく同じスウィートな声で”ハロー”と話しかけられたときから、もはやトランス状態。
思わず声が詰まってしまうことが何度もあったけど、実に真摯に質問に答えてくれた。
もちろんインタヴューの肝は、今回のボックスセットの制作、およびオリジナル・アルバムのリマスター作業により、再現されたザ・クラッシュの濃厚なヒストリーについて。
特にジョーに対する思いを直接聞けたのは、ホントに感動的だった。

と同時に、ミック・ジョーンズの歌う名曲の数々がとにかく大好きな自分にとって、彼の曲、とりわけ”ロスト・イン・ザ・スーパーマーケット”と”ステイ・フリー”について本人の話を聞くのも大きな目的。
ミックはそれに対して、それこそジョーとの感動的なエピソードに加え(ジョーが俺のために書いてくれた特別な曲なんだと自分は思っている)、“誰かが殺された”、“トレイン・イン・ヴェイン”、“ステイ・オア・ゴー”についてまで語ってくれた。

取材時間は20分とかなり厳しくて、まだまだ訊きたいことは山ほどあったけど、それでも現在のミックのザ・クラッシュに対するスタンスがよく伝わってくると思うので、ぜひ、読んでいただきたい。

実は自分、通訳として生前のジョー・ストラマーにも電話で話したことがあった。
そのとき、最後に「もう一度、君の名前を教えてくれ?(省略)今度、日本に行ったとき、絶対に会おうな!」と言ってくれたことは一生忘れないだろう。(内田亮)
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