本日発売:モグワイ『レイヴ・テープス』
2014.01.15 23:48
本日、モグワイの3年ぶりの新作、なめた名前からして最高な『レイヴ・テープス』が店頭に並んだ。
アナログ・シンセを多用したこの作品はそのため、これまでになくスペイシーでサイケデリックであると同時に、それこそ巨匠ジョン・カーペンターの作品や、ゴブリンを巧みに使ったアルジェント版『ゾンビ』を彷彿とさせ、いい意味で、不穏なB級感が漂う。
20年近くインスト・ロックをやり、そのポスト・コアな核を失うことなく、いまだサウンドを革新し続けているそのスタンスには痺れる。
現在、全曲試聴できるので、絶対にチェックするべき。
来月のHostess Club Weekender公演も楽しみ。
以前スタジオ・コーストで観たときも思ったけど(前座はラタタット、もうかれこれ8年前!)、あの会場の凄まじい音響はまさにこのようなバンドのために作れたとしか思えない。
轟音、期待してます。(内田亮)