楽しすぎたThe Nationalで大満足のHCW、終了

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派手さやギミックは皆無、ただひたすら”いい曲”を聴かせるザ・ナショナルだが、まさに目の離せないパフォーマンスだった。
演奏力が抜群なのは言うまでもないが、あそこまでヴォーカルのマットがカリスマチックだったとは。
ピシッとスーツ姿で、最初はちょっと緊張してたように見えたが、ファンからもらったというワインをグビグビ飲むにつれ(最初は律儀にグラスに注いでいたけど、途中からラッパ飲み)、だんだん陽気になり、最後は明らかに泥酔していた。
しかも、だからって歌が適当になるわけでもなく、最後までしっかり歌い抜いていたのはなんとも頼もしい。
特にアンコール1曲目の"Mr. November"では感極まって、そのまま客席に降りてきて、しかもスタジオ・コーストの後ろのほうまで会場を徘徊し、その間、ファンにもみくしゃになりながらも、ちゃんと歌っていたから凄かった(そう言えば、昨年末観たエルヴィス・コステロも同じように歌いながら客席に降りてきたな)。
最後は完全にアンプラグド状態で観客とともに“Vanderlyle Crybaby Geeks”を合唱。
とてつもなく感動的なフィナーレでHCWを締め括ってくれた。
海外とここ日本における人気の差が取り沙汰されがちのザ・ナショナルだが、今日の客の熱さはちゃんとバンドに伝わっているだろう。
ぜひ、また来てもらいたい。

ということで、2日間のHostess Club Weekenderの全工程終了。
会場でアナウンスされていたように、6月にまたスタジオ・コーストで開催されるとのこと。
楽しみ。

最後に。
同じように"Mr. November"を歌いながら客席に降りてくるマットの映像を探しましたので、ご覧ください。
いやあ、楽しかった。(内田亮)

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