2020年代に向けアップデートされたクラシック・ロックを目撃せよ! KAATO東京二夜公演、今週末に迫る

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新作アルバム『スラム!』を引っさげて来日中のハード・ロック・バンド、KAATO(カート)が、ライブハウスに足繁く通うロック・ファンたちの熱視線を集めている。すでに去る4月5日には大阪、7日には名古屋にて、日本の若手バンドたちを従えながらのライブを終えているが、この週末、13日(土)と14日(日)には、新宿・Zirco Tokyoでの二夜公演が控えており、いっそうの盛り上がりが期待できそうだ。

KAATOはカート・ロウニー(Vo)とミカ・ノーティネン(B)というオーストラリア出身の新たなロックスター候補を軸とするバンドで、音楽活動の拠点はアメリカ国内でも凄腕ミュージシャンの宝庫といわれるテネシー州ナッシュビル。2016年には『KAATO』というセルフ・タイトルのアルバムを発表し、同年4月と12月にも日本でのライブハウス・ツアーを実施している。

つまり今回は早くも3度目の来日公演ということになるわけだが、こうした若く可能性に満ちたバンドのパフォーマンスに、ライブハウスという親密な空間で触れ、その機会を重ねながらバンド自体の成長過程までも体感することができるというのは、実はとても貴重なことだといえる。今回のツアーには、アクセプトの一員としても活動中のクリストファー・ウィリアムズ(Dr:過去二回のジャパン・ツアーにも参加)、前回の来日時にも若さに見合わぬほどの卓越したプレイを聴かせたハンター・ロヴァン(G)、そして初お目見えとなるリッチー・ショール(G)というナッシュビル在住のプレイヤーたちが参加。去る3月下旬にリリースされたばかりの『スラム!』からの楽曲も盛り込まれた大阪、名古屋でのライブに対する称賛の声がSNS上を賑わせている。

KAATOの音楽は、まさしく2020年代到来に向けてアップデートされたクラシック・ロックとでも形容すべきもの。L.A.メタルなどに象徴される80年代の匂いよりも、むしろ70年代的な薫りをまとった彼らのスタイルには、たとえばグレタ・ヴァン・フリートザ・ストラッツ、Goodbye Juneなどとも重なるところがある。まだ20代のカートとミカが、まさに彼らの親世代が少年期に憧れたロックに触発されているという現実にはとても興味深いものがあるし、こうしたバンドこそがクラシック・ロックを新たな時代へと伝えていくことになるのかもしれない。

まず今すぐに『スラム!』を聴くか、それとも先にライブを観るか。その順序はともかく、この若き才能と可能性に、是非注目して欲しい。(増田勇一)

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