5年ぶりのリリース。いよいよ解禁された、テーム・インパラの最新アルバム『デッドビート』のサウンドがすばらしい。とにかく音が良い。レイブサウンドにキレがある。“エンド・オブ・サマー”を筆頭に、プログレッシブハウスの陶酔感にうっとりする曲、シンセが煌びやかな曲、数々のグルーヴが渦巻くナンバーに、身体が揺れる。
次号ロッキング・オンでは、この新たなサイケダンスミュージックのヒントを探るにはもってこいのインタビューを掲載。今やふたりの子の父親となった彼が、どういったプロセスを経て『デッドビート』にたどり着いたのか、参考になる記事となっている。
それにしても、止まることを知らない好奇心と創作意欲には驚くばかりだ。彼は今、K-POPを作りたいと考えていて、同じくオーストラリア出身のロックバンド、キング・ギザード&ザ・リザード・ウィザードとの共演にも興味を持っているそう。さらにスペインのロザリアと組んでみたいとも語る。ぜひ、本誌をチェックしてみてほしい。(つやちゃん)
テーム・インパラの記事が掲載されるロッキング・オン12月号