7年ぶりのツアーのキックオフを直前に、レディオヘッドの周辺が再び騒がしくなっている。
直近のインタビューでは、何故レディオヘッドは7年も活動を休止せざるをえなかったのか、その間の個人的、精神的苦悩から、激しい議論を呼んだイスラエル問題についても率直に語られており、この告白をある種の区切りとして、レディオヘッドは再び走り始めることになるのだろう。
そんなツアーに合わせるようにしてリリースされるのが、レディオヘッドにとって2作目の公式ライブアルバムである『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ(ライヴ・レコーディングス 2003-2009)』だ。『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』の楽曲特有のライブで「化ける」力を見せつける本作の編集作業で、トム・ヨークは「演奏に宿るエネルギーに衝撃を受けた」そうだが、彼のその気づきは来たるツアーでも精神的支柱のひとつとなるはずだ。
ロッキング・オン最新号では、『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ(ライヴ・レコーディングス 2003-2009)』のレビューに合わせ、『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』リリース時のトム・ヨークのインタビューもお届けする。ライブバンドとしての彼らにとって重要な転換点となった『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』を、今回のインタビューと共に再訪し、来たるレディオヘッドのリスタートに備えて欲しい。(粉川しの)
レディオヘッドの記事が掲載されるロッキング・オン12月号