ルイス・キャパルディが遂に単独初来日! 2019年のイギリスを完全制覇した驚異の歌声の正体を目撃した!

ルイス・キャパルディが遂に単独初来日! 2019年のイギリスを完全制覇した驚異の歌声の正体を目撃した! - pic by Sotaro Gotopic by Sotaro Goto

2019年のイギリスの音楽シーンを完全制覇してしまった男、ルイス・キャパルディの初単独来日公演は、彼がその驚異的な成功を「声」の力だけで手に入れたのだということをまざまざと見せつける一夜となった。

ソールドアウトの恵比寿 LIQUIDROOMは立錐の余地なき超満員で、昨年イギリスで最も売れたアルバム『ディヴァインリー・アンインスパイアード・トゥ・ア・ヘリッシュ・エクステント』と、最も売れたシングル“サムワン・ユー・ラヴド”を引っさげて日本にやってきた、今最もホットなシンガーの登場を充満した熱気と共に待ち構えていた。

が、そこにひょこっと登場したキャパルディは小柄でぽっちゃりめした男子で、お世辞にもカリスマがあるとは言えないわけだが、オープニングの“グレイス”の第一声を発した一瞬で彼は変貌する。いきなり全身から凄まじいパワーとオーラが放たれてしまうのだ。

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本国でのブレイクの過程やポジション的にエド・シーランとも比較されるキャパルディだが、ライブのアプローチは真逆。オーセンティックなソウル・ポップをオーセンティックに演奏するという没個性のプレイが、相対的にキャパルディのボーカルを引き立てまくっていくという構図で、とにかく歌にオールインのパフォーマンスだ。

バンドの演奏は奥まったところで控えめに鳴っていて、最初はサウンド・バランスがおかしいんじゃないか?と思ったほどだが、バンドが奥まって遠いのではなく、彼の声がステージから大胆にはみ出してオーディエンスの胸ぐらまで迫るほど近いということだろう。そう、キャパルディはもちろん上手いシンガーだが、決して上手く歌おうとはしていない。調和や美よりも自らの内で逸り高ぶる熱を優先させ、荒っぽいブレスや掠れもそのままに失恋を歌い、人生の喪失を歌う。そのリアルな感触が何よりも聴く者を惹きつけてやまないものだ。

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一曲、一曲と歌えば歌うほど灼熱のエモーションを纏っていく声は圧巻だ。でも、どの曲もアウトロの余韻もなくいきなり終わり(イントロもアウトロもとにかく極短)、終わるや否やステージに立つキャパルディのオーラも瞬く間に消滅する。いや、北部訛り丸出し(グラスゴー出身です)で楽しそうにファンとお喋りしている彼もきっといい奴なんだろうが、才能という意味では本当に声に全振りした天才なのだなと思う。

ラストはもちろん“サムワン・ユー・ラヴド”。ピアノだけをバックに世界を掴んだその声の威力をダイレクトに体感した私たちもまた、胸を鷲掴みにされて終わったのだ。(粉川しの)
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