The 1975にとって初のサマソニ・ヘッドライナー、パンデミックでツアー中断して以来約2年半ぶりの初ステージ、そして待望のニューアルバム『外国語での言葉遊び』からの新曲初披露……と、二重三重にメモラブルな来日を果たしたThe 1975。ロッキング・オン最新号ではThe 1975の最速ロング・インタビューを奪取！マシュー・ヒーリーが新作について、新作で彼とバンドがたどり着いた答えについて語り尽くしてくれた。
カオティックな拡大と錯綜したジャンルの中で、彼曰く「すべて」を語ろうとしてきた前作までのモードとは一転、『外国語での言葉遊び』はThe 1975が初めてフォーカスを絞り、「唯一絶対の音楽」を目指したアルバムだ。
スマートなブラック・スーツ姿でインタビューに登場したマッティ。（かつてのような）はぐらかしやアイロニカルな物言いはぐっと減り、一つ一つ言葉を吟味しながら、未だかつてない余裕と少しの緊張の間を行き来しながらThe 1975の現在地を正しく語ろうとする彼は、見事に新作の新モードを体現していたと言っていい。
そんなインタビューに加え、率先してポーズを取り、それがまたいちいち完璧に格好良くキマってしまう撮影においても、そして「サンキュー・ガイズ！」と言い残して颯爽と去っていった最後の瞬間まで、現在のマッティの迷いのなさというか、The 1975の「At Their Very Best」状態を改めて実感させられた。
ロッキング・オン最新号は9月7日発売、The 1975の記念すべき新時代の幕開けを表紙巻頭特集でいち早く目撃してください！（粉川しの）
The1975の表紙巻頭特集が掲載されるロッキング・オン10月号
