ニック・ケイヴの新作ということで、いさんでレヴューを引き受けたものの、今回ばかりは……そう簡単に言葉が出てこない。併せて鑑賞すべきドキュメンタリー・フィルム『One More Time with Feeling』が現時点で未…
この春、輸入盤リリースに関する情報をネットで見たとき、当然アートワークに驚いた。でも実際聴くためにより大きなそれを見て、安心。スマートフォンと思しき物体には、ちゃんとSA(ソウル・アサイラム)と書いて…
生命が宿っているかのような音を鳴らすことができてしまう魔法使いのような楽器プレイヤーがこの世にはいるが、RIZEの3人はまさにそれに該当する。そして、彼らが合奏をした時に生まれる豊かな質感、エモーション…
どこまでもキングス・オブ・レオンそのものの熱量とグルーヴに満ちているのに、それこそ“ユーズ・サムバディ”直系のスケール感を備えた音像。都市の喧騒も人生の葛藤もスタジアム・クラスの音響へと変換してみせ…
メジャー2作目となるSHE’Sのニューシングルはコントラストが豊かな作品だ。ピアノの音色が「僕ら」の小さな世界を祝福する光のように降り注ぐ“Tonight”、《描いた未来まで 最果てまで行こう 帰る場所がここに…
いよいよ11月に第2回が開催されるノットフェス・ジャパン。先日はイヴェントの首謀者とも言えるクラウンが来日し、タワレコの店長をしたり青木ヶ原樹海を訪ねたりするなどのプロモーションを展開していたことも話…
THE BACK HORNがストリングスとナマで初共演したのは、'15年4月に渋谷公会堂で行った「KYO-MEI SPECIAL LIVE~人間楽団大幻想会~」だ。ぶっちゃけ慣れてない感丸出しで荒削り、でもそこがTHE BACK HORNらしくて涙…
3年前に亡くなったルー・リードが最後まで心血を注いでリマスタリングに立ち向かったRCA、アリスタ時代に残した16枚のボックス・セット。アルバムでいうと、ソロ・ファーストの『ロックの幻想』(72年)から『ミス…
デビューからグラム期までを収めた『ファイヴ・イヤーズ 1969-1973』の続編として、その後の激動の3年間(所謂アメリカ時代)を詰め込んだ12枚組CDボックス。『ダイアモンドの犬』、『ヤング・アメリカン』、『ス…
初のフルアルバムには、十八番のディスコポップだけでなく、フォーク直系の歌心が効いた“スピカの住処”、ブラスサウンドに心弾む“サービスナーバス”などバラエティ豊かな15曲を収録。それでもとっ散らかってい…
THE YELLOW MONKEY再集結の号砲的ロックアンセムとしてツアーなどでも披露されてきた“ALRIGHT”がカップリングに収められているだけでも問答無用のマストアイテムなのだが(この曲だけでシングル切ってくれてもよ…
今作を聴けば、2016年の椎木知仁に何が起こっていたかがわかる。My Hair is Badが最も勢いのあるバンドのひとつとして活動を広げていく中、いち個人としてどんな激しい季節の中を生きていたのか。裏も表もない生々…
半ば律儀な挨拶とも取れたメジャー進出EP『チェンジング・オブ・ザ・シーズンズ』ののち、トゥー・ドア・シネマ・クラブはバンド表現の抜本的な改革に向かったのだろう。長い沈黙期間があり、3年ぶりのサマソニ出…
『オアシス』、『モーニング・グローリー』ときた〈チェイシング・ザ・サン〉シリーズ、順番通りサードの『ビィ・ヒア・ナウ』の登場。とても20年近く経ったなんて思えないほど、本作でのテッペンを取ったエクスタ…
デッカ/ロンドン・レコーズ時代の60年代ストーンズ最新ボックスは、初のCD化アルバムも多数含むモノ・ボックスだ。英・米盤から厳選したオリジナル・アルバム14作+ボーナス・ディスクという構成。まず聴いてみて…
セールス的にも評価的にも破格の成功を収めた『ボン・イヴェール』から実に5年もの歳月を要したのも納得の、苦悩と格闘の末に生まれた傑作だ。その間、ジャスティン・ヴァーノンは複数の別プロジェクトで音楽活動…
90年代UKテクノ・マイスターのひとつとして敬愛されるジ・オーブ新作。とはいえ「牛」という人を食ったタイトル、御大ぶらない軽みを漂わせていて最高だと思う。 だがこれは「Chill Out, World! (頭を冷やせ、世…
ドレスコーズの新作はダブル主題歌シングル。表題曲“人間ビデオ”はフル3DCG映画『GANTZ:O』の主題歌で、バンドメンバーはギターを人間椅子の和嶋慎治、ドラムをピエール中野が務めている。今までにないほど重低…
“naked”(全裸)名義でのバンド初のアコースティックアルバム。ライブではシチュエーションに応じて披露していたアコースティックだが、音源化を待望していたファンも多いのでは? 代表曲“Eric.W”も“higher”…
所属レーベルを離れ、「image world」を立ち上げたandrop。今作『blue』は、新しい環境に身を置いて力強く前進を始めた彼らの姿を生々しく感じることができる。まず、メンバー全員が作詞や作曲に関わっているとい…
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