“スノーマジックファンタジー”“炎と森のカーニバル”のファンタジックなサウンドスケープの中にも、音色のひとつひとつにバンド・アンサンブルの域を越えた意匠を施してきたSEKAI NO OWARI。2014年第3弾シング…
ジュリアンの5年ぶりのソロ作は+ザ・ヴォイズ名義でのリリースとなった。一言で言えば、やりたい放題である。ジュリアンの個人的アーカイヴからとりわけマニアックでサイコティックなハードコアや80Sのアンダーグ…
問題作である。 一言で言ってしまえば、従来のスリップノットらしい、ラウド・ロックとしてのカタルシスはやや薄い。もちろん彼ららしいすべてを破壊し尽くし止まらない激烈なバースト・ビート、ガチガチのギター…
先行シングルとなった“この惑星のすべて”が素晴らしい。目の前の人生について、この世界について、こうまで肯定的な歌は久々に聴いた気がする。僕のすべてを差し出すから、君のすべてを知りたい。君のエネルギー…
紙細工、というより芝居や映画に使う書き割りのようなイラストのジャケットが、見事に本作の内容を物語っている。ミニマルでアナログな隙間たっぷりのサウンドと、薄っぺらで空疎な社会や人間関係を冷めた視線で語…
8月にHachi(Key)と山田康二郎(Dr/Cathy lost one’s apricot yesterday)が正式加入して、5人編成となったアカシックの2ndミニアルバム。女性の自意識、美意識、嗜みから、それはちょっと心にしまっておこうか…
今年4月に初の全国流通盤『七色のダイス』をリリースし、収録曲“ナゾノクサ”と“蝉時雨”のビデオはそれぞれ10万PVを越えている関西出身バンドの、半年と間を置かずに放たれるミニアルバム。スコーンと風通しの…
ひと昔前の日本のメタルライヴは、コアで崇拝的な空気を楽しむオタクがほくそ笑みながら轟音に身を委ねる、良くも悪くも閉鎖的な島国ノリが蔓延していた。自分自身もそこにどっぷりと浸かってはいたけれど、どこか…
“夢見鳥”以降の発表曲を中心に構成されたミニアルバム『バ・ド・プレ』(繋ぎ/間の意)は、表題どおりにリリース・ブランクを説明する意図があった。そんな律儀なステップを経ての、4年2ヶ月ぶりとなるフル・ア…
メジャーデビュー以降、その間口の広さと徹底したオーディエンス主義で積み上げてきた「楽しい空想委員会」のイメージが、一転してしまいそうな楽曲が完成した。“純愛、故に性悪説”。空想委員会らしい、だけどな…
ずっと、ずっと、このサウンドと世界観に身も心も浸っていたい――そう思わせてやまない、グッドアンサンブルとグッドヴァイブスに溢れたデビュー作である。デビュー作とはいえ、みなさん周知のとおり、10年以上の…
神戸在住のトラックメーカー、tofubeatsによるメジャー1st アルバム。既発の楽曲も含め、藤井隆に森高千里、の子にBONNIE PINKにPESなどなど、豪華絢爛なゲストの名前が並んでいる。いや、豪華絢爛というか、ヘン…
サリンジャーの短編小説『バナナフィッシュにうってつけの日』には、シーモア・グラースという人が登場する。一方、Galileo Galileiの新しいミニアルバムは『See More Glass』と題され、“バナナフィッシュの浜辺…
3年前に東京で結成され、これまで2枚の全国流通盤をリリースしてきたGOOD BYE APRIL。オーセンティックなギターロックバンドだが、倉品翔(Vo・G・Key)の存在は正統派の域にとどまらない。とにかく瑞々しい。彼が…
ほんっとに驚いた、このミニアルバムを聴いて。前提として、SAKANAMONのヴォーカル・ギター藤森元生は社会と折り合いをつけるのが苦手なタイプで、そう書くとちょっとかっこいいがむしろそれがコンプレックスとな…
4年ぶり、計9枚目となる本作。「最終的には大丈夫になるからさ」という、ポジティヴィティの無理矢理感を隠せていない(最終的って一体いつよ?)、実にリヴァースの情緒不安定ぶりを象徴したようなタイトルに最初…
突然のベーシスト交代劇は寝耳に水だったが、バンドとしては予め決定していたということもあり、サクッとユーモラスなアニメ動画で発表してしまったのはSHISHAMOらしくて清々しかった。それぞれの今後を応援したい…
昨年12月7日、さいたまスーパー・アリーナで一夜限りの復活を果たしたYOSHII LOVINSON。篝火の中で歌う“20 GO”で幕を開け、アンコールの“トブヨウニ”まで全26曲、その2時間半の勇姿をノーカットで収録した、太…
素直な筆致。近しい呟き。素直な歌。穏やかに鳴り続けるビート。まるでYUKIの息遣いを受け取るようなアルバムだ。ガンガン聴いているうちにガンガン元気になってくるエナジードリンクのような作用をこれまでの作品…
簡単に原点回帰とか言えないのだが、気分としては確かに一度リセット、の意欲がみなぎっている。そのモードに入るには納得の条件がそろい過ぎてもいた。今年、デビュー25周年を迎えること、オリジナル・アルバムと…
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