フランク・オーシャン本人によるゲイ告白がなければ、ひょっとすると全米2位まではヒットしなかったかもしれない。が、これが2012年を代表するR&Bの傑作だという事実は不変だったろう。ミクステ公開の前作『ノスタ…
ダブルA面『World.Words.Lights./You』に続くシングルはトリプルA面。現在のandropを表わす3要素をパッケージした。光の三原色(赤・青・緑)になぞらえ、あくまでイメージ的なものだが、“Boohoo”は赤、“AM0:40…
デビュー・シングルにして全世界で1200万枚セールスを達成した出世作シングル“ファイアーフライズ”の高純度な高揚感を、『オーシャン・アイズ』『ブライト&ビューティフル』と作品を重ねていく中でポップど真ん…
韓国、台湾、シンガポールと回るアジアツアーを終え、夏フェスサーキットへと突入したONE OK ROCK。今まさに旬を迎えている彼らの力の源泉が、ここ2枚のアルバムで作り上げた、怒涛の突破力を持ったサウンドである…
自らの破局も魂の滋養として結晶化してみせたような前作『フレイヴァーズ・オブ・エンタングルメント』から4年。結婚&出産を経て完成した今回の8thアルバムは、「苦境と希望の光」というタイトル通り、世界と人…
リード曲“Henrietta”の時点で予感はあったが……これは転機作といっていいかもしれない。ブルックリン発のトライバルなアート・ロックを先導したファーストをへて、エレクトロニクスを大胆に取り入れダンス・オ…
個人的な回想で恐縮だが、私が高校を卒業する頃に、同い年の人間が率いるバンドがデビューした。しかもベーシストは元VIRUS! すぐに1stミニアルバム『The Day dragged on』を買い、フレーズの端々から猛烈に『世…
ベースはフェイス・ノー・モアのビリー、ドラムはバッド・レリジョンのブルックス……KOЯNのギタリスト=ジェイムズ・“マンキィ”・シェイファーが08年に立ち上げた別バンド=フィアー・アンド・ザ・ナーバス…
生形真一(ELLEGARDEN)、日向秀和(ストレイテナー他)を中心に結成されたNothing's Carved In Stoneが4作目となるこのアルバムでメジャー・デビューする。結成後、最初に発表された作品では、テクニカルなメンバ…
活動休止から2年半、昨年2月には世界に先駆けて日本でライヴを行ない、再始動したイエローカード。復帰作『ホエン・ユーアー・スルー・シンキング、セイ・イエス』はパンク・ロック・アルバムで、一気に加速して…
そのギター・サウンドを軸として、一貫して生のグルーヴと質感越しに音楽を発信してきたmiwaによる、初の4つ打ちエレクトロ・サウンドによるニュー・シングル。サビの先にさらなる高みへ昇り詰める展開といい、胸…
UKインディ村を飛び出し、メインストリームでのブレイクを目指す新星の最右翼と目されるロンドン出身の5人組のデビュー・アルバムである。ヴォーカルのフレッドとギターのクリスは2000年代半ばのUKロック・バブル…
これまでの藤巻亮太は自然の光景を巧みに描写しながら、多くの人が共感できる歌作りに注力してきた。レミオロメンのキャリアは共感の輪が広がっていくことと同義であったように思う。ただし、共感の輪を支える藤巻…
昨年のダウンロード・フェスで再結成を果たし、ラウドパークで再来日も実現させたザ・ダークネスが、堂々の復活宣言となる7年ぶりの新作を完成させた。03年にデビューし、ファルセット・ヴォイスが響き渡る究極の…
そこで起こっている事柄が濃密な内容であるほど意識し難く、また、同じ長さとは思えないほどに短く感じられるのが「時間」だ。前作に続き『氷結』のCMソングとして使用されている“ポイント”や“Hurly Burly”と…
そのハード・エッジな勢いが、ブロック・パーティー最大の魅力のひとつだと思っていた自分のような者にとっては、まさに快哉を叫びたくなるニュー・アルバムだ。 2008年のサード・アルバム・リリース後、彼らは活…
新しい才能には二通りある。生まれながらにしてピカピカに光っている天才と、玉石混淆の中から掘り出したばかりの原石だ。そして、磨けば光るかもしれないが光らないかもしれない原石を「光る!」と信じる瞬間にこ…
2年前、今から思えば最後となってしまったアイシスの日本公演に帯同して来日し、アイシスによる神がかったパフォーマンスに負けず劣らずの熱演を見せ、観客の心をがっちりと掴んでみせたバロネス。 2007年にリリ…
今年5月に行われた、lecca初の武道館公演のDVD。正直、彼女のすべてを包むような芯の強さは、映像だと伝わりづらいと思っていたのだが、これは違った。 晴れ舞台ならではの仕掛けも数多く散りばめられた極上のエ…
2009年の前作『ザ・ハウス・ザット・ダート・ビルト』(※プロデュースはアークティック・モンキーズやアデルも手がけたジム・アビス)を聴いた瞬間からずっと愛聴し続けてきたが、待望の新作も期待に違わぬ最高の…
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