『Wonderful Life』に続く2ヶ月連続リリース第2弾は、「♪デケデケデケデケッ」と小気味よいエレキギターから幕を開けるノクモン流痛快サーフロック! やんちゃなw-shunのヴォーカルが弾むようなリズムと共に暴れ…
8月19日に開催する武道館ワンマンを2014年のひとつのピークに見据え、コンスタントにシングルをリリースしてきたNICO。今年3枚目となる本作のタイトルに見覚えがあるなと思っていたら、わかった。2010年、彼らはラ…
極めてポップだ。昨年のダフト・パンクやディスクロージャーが作り上げた、高品位なダンス・ミュージックと高品位なポップ・ソングの垣根を取り払い、ディスコ・ヒットを現代的に蘇生させるような手続きとも共鳴し…
凛として時雨でドラムを叩くだけでなく、他にもユニットを組み、GLAY、ももいろクローバーZなどゲスト参加も多い。ピエール中野初のソロ作品は、そんな彼の多面性を反映した内容になった。ミニアルバムだが、フル…
25周年を記念したアルバム。亀田誠治プロデュース、シングルでリリースされていたバンドコラボ三部作“閃光 feat. 10-FEET”“流れゆく世界の中で feat. MONGOL800”“Wake UP! feat. ASIAN KUNG-FU GENERATION”…
1994年にリリースされた青いジャケット、レコ屋さんで見てフィーリーズを連想しジャケ買いしたウィーザーのファーストは本当に衝撃的だった。いい意味で、信じられないほど脳天気!?と思った。翌年、そこでベースを…
爪弾くギターと密やかなトーンの歌声で幕を開ける“Shout”。その後、他の楽器パートが合流し、様々な色合いのフレーズを絡ませ合いながら壮大に高鳴っていく。シンセサイザーの音圧や煌びやかな音像を活かしたサ…
ここまで明るく、開けたメロディを鳴らすなんて想像だにしなかった。森の中で佇む少女のジャケからして、従来のHawaiian6とは一線を画す4thアルバム。風貌、高音コーラスという意味でどこかTORUを彷彿とさせるGURE…
秦 基博の楽曲は、Aメロでいきなりグッと引き込まれる構造を持ったものが多い。もともと優れたメロディ・メイカーであることは周知の通りだが、サビ部分にかけてのドラマティックな展開はもとより、この先制パン…
今年2月の限定シングル『オリエント/ホラーショー』が即完、スペシャ列伝ツアーでもKANA-BOONやキュウソとともに全国を盛り上げた4人組、go!go!vanillas。その勢いのままリリースされる新曲“エマ”は、バニラズ…
1stアルバム『T H E』以降初となるシングル。国内のみならず海外ツアーを行うなどノリにノッている一方で、キダの頸椎治療やkomaki♂の脱退など、この10ヶ月間は決して平坦なものではなかっただろう。けれど、逆境…
《悲しいね 悲しいね 悲しいね/ときどき 楽しいね》とこの世界を見定める“翻訳機”から、前作で手にした壮大なスケール感はそのままに、一気に視界の解像度が上がったようなタフな世界像が立ち上がる。草原や…
王道的で、スケールの大きなメロディ・歌と、変幻自在に展開していくプログレッシヴなサウンドとがますます進化を遂げている6枚目のアルバム。1曲目の“Shimmer Song”から、Nothing’s Carved In Stoneの醍醐味と…
バンド名をタイトルにする時は、何らかの覚悟がある時だ。DOESも今回は、思うところあってそうしたに違いない。これまでも『銀魂』など人気アニメのテーマ曲を手掛けて来たが、今回はスタンダードと言ってもいい『…
前作『BREAK MY SILENCE』で投げかけたのは、世間体に惑わされること無く、心の奥底にある本音をさらけ出し、声を上げ、語り合うことだった。約1年振りの今作には、その先に見出された小さな光が描かれている。軽…
頭がグラッとするほど凄まじい熱量だ。加えて、CD2、3枚分の情報をトータル・タイム40分に圧縮した密度の濃さも驚きを通り越して感動するレベル。ベーシストが交替し、新体制で作り上げた初の3rdアルバムは守りに…
カニエの『イーザス』を手がけた気鋭アルカのトラック・プロデュース。R&Bデュオのインクとの官能的なコラボレーション。あるいは、ジャマイカとスペインの血を引くアーティなルックス。この少ない紙幅で彼女につ…
ほとんど休むことなく全国縦断爆撃のようなツアーを繰り返し、次から次へと作品を送り出す印象がある人たちだが、シングルとしては1年8ヶ月ぶり、最新アルバム『YETI vs CROMAGNON』からも1年半ぶりの新曲である…
これは海外の新人バンドたちにここ最近見られる傾向なのだけれど、「脈絡のない才能」というものが顕著に出現し始めている。年齢や経験値に縛られず、時代性やルーツのお約束も我関せず、しかも「自分たちはこうな…
メジャーファーストシングルにして、ドラマ『アラサーちゃん 無修正』主題歌書き下ろし(しかも主演は壇蜜)。まさに今のゲスの極み乙女。の勢いを象徴する作品が到着である。もちろん川谷絵音の書くサビメロはポ…
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