2nd『サイエンス・フォー・ザ・リヴィング』のリリース、そしてサマソニ&単独公演と続いた昨年の余韻も冷めやらぬ間に、早くもニュー・アルバムを完成させたカイト。当初はUKでのデビュー盤として予定されてたら…
RO69が運営するJACKMAN RECORDSからの第5弾リリースは、snap。バイオリンのメンバーがいる、4人組バンドで、カントリーやフォークの要素が色濃い音楽性だ。今作『TOKYO SOUND』は、こんな一節で始まる。 《たとえ…
なにもかも終わってしまった合図の鐘の音が、ギターのコードとなって鳴り響く“終幕のパレード”から、《未来など何処にあるのですか?》と甘美な絶望に身をよじる“蘇生のガーデン”まで全7曲。茨城県出身の新人3…
デジタルによる配信と7インチで2週間ごとに1曲シングルをリリースして、それを1年間続けることで26曲ものシングルを発表するアッシュ。このアルバムはその前半。シングルとしてリリースされた13曲に加え、このプロ…
「終末世界を救うコヒード・アンド・カンブリア夫婦のSF冒険譚をアルバム5枚がかりで描く」「前作=4thが最終章、5枚目は物語の始まり」というソングライター=クラウディオの予告通り、その過剰で壮大で荘厳な世…
2009年のインディ・シーンにおいて、ダントツに話題をさらった前作『ハイファイ新書』。その不可思議な存在自体が一大現象となった相対性理論、3枚目のアルバムだけに、構えずにはおれない。『ハイファイ新書』リ…
上海、台北、パリ、ソウル、香港、東京、大阪という世界七都市を廻った「TOUR 2008 L'7 ~Trans ASIA via PARIS~」より、凱旋公演となった東京ドーム3daysの6月1日の模様を収めたDVD。私はこの前日の5月31日に東…
約2年ぶり、というaiko史上最も長いスパンを経て9枚目のアルバム『BABY』がリリースされる。2曲目の“鏡”は、珍しく《俺》目線で書かれた可愛いラブソングなのだが《見栄を張って買った凄く高いライダース/咳が…
アジカンのニューシングルは、映画『ソラニン』のメインテーマの書き下ろしで、作詞は原作者・浅野いにお、作曲は後藤正文。主人公の事故で亡くなった恋人が残した曲として、“ソラニン”は映画に登場する。終盤、…
何度聴いてもやっぱりそうだったと思うのは『ハード・キャンディー』がマドンナにとってはあまりにも画期的な復活作だったということだ。それはダンス・ミュージックである限り下世話でなければ伝わるものも伝わら…
メンバーの暮らすアパートのランドリールームで録音したというEP『THE LOVE ANTIDOTE』を、06年にリリースした、オレゴン州ポートランド出身の4人組、ブライトウッド。このEPがエモ・ファンを中心に話題となって、…
独立独歩だなあ、としみじみ思う。もちろんポジティブな意味だ。いかにもスウェディッシュなのが “ヘヴンズ・オン・ファイア”。ロックンロール・バンドの搾取、ユース・カルチャーの利用、資本主義に毒舌を吐く…
いきなりアルバムの1曲目から“パラダイス・シティ”を彷彿とさせるコード進行が登場して驚く。2曲目でボーカルを担当するのはオジー・オズボーンで、彼が最も得意とするスロー・テンポのハードなロック・ナンバー…
「世界で最も澄みきった音響水墨画を描いてきたシガー・ロスのフロントマン=ヨンシーから、この原色のスーパーボールのようなサウンド飛び交うポップ・スペクタクルが?」というM1での驚きは、パーカッション/コ…
ノイジーでインダストリアルなパーカッションで2010年代をノックする28枚目のシングル『独壇場Beauty』。ぶっちぎりなタイトル通り、今井節全開のパンクでキッチュなポップ・チューン。前二部作シングル『HEAVEN』…
現在は自主レーベルで精力的に活動中のファンク侍4人衆SCOOBIE DOの、スピードスター時代のベスト盤である。とは言え移籍は約4年前だから、なぜ今?という疑問がまず湧くが、既発オリジナル盤がほぼ品切れの現状に…
ロサンゼルス出身で男女2人組というと、ノスタルジックなサイケ・ポップ・デュオといったイメージを抱くかもしれないが、このグレート・ノーザンは、メジャーだのインディだのといったところからまったく解き放た…
ジョン・バトラー・トリオについては、過去フジ・ロックに2度出演を果たし、卓越したライブ・パフォーマンスによって、かなりの評判を集めている存在だとは知っていたものの、ちゃんと聴いたのは本作が初めて。豪…
08年デビュー前からケラング!界隈で注目を浴び話題となったキッズ・イン・グラス・ハウスの2nd。「トレンドに左右されることはしたくなかった。これまでで最も正直な作品」とアレド(Vo)が語っているが、確かに彼…
巨大トレーラーがその大きさゆえに路地に入れないのと同じように、スケールが大きくなることは常に不自由と背中合わせだ。が、それは今作でのジャックとメグを除いては、のことだ。07年の『イッキー・サンプ』後、…
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