昨年末の全国ツアー以降、新曲のリリースがなかったACIDMAN。久々のシングル『DEAR FREEDOM』は、《遥かなる自由の名の下に散った祈りよ》と自由が手から滑り落ちていくことに怒り、嘆きながら、《DEAR FREEDOM …
このアルバム、今年の初頭に言われていたタイトルは『Redemption』(救済)というものだった。では何を救済するのかというと、いうまでもなくリチャード・アシュクロフト自身である。新バンドによるこのデビュー・…
アリエル・ピンクことアリエル・ローゼンバーグは、チープな機材で制作した宅録作品を中心にした活動を経て、アニマル・コレクティヴに認められ、Paw Tracksと連携した御仁。旧作再発を含む諸リリースを契機に、天…
けっして途絶えることはなかったものの、昨今は驚くほど盛り上がりのピークを刻んでいるネオアコ/ギタポ勢。嬉しい。なかでもこのザ・ソネッツは、その堂々としたスタカンぶりもまぶしすぎる、ストックホルムを拠…
少し実験的な要素を混ぜ込んで、一味違う折衷的なラジオ・フレンドリー・アメリカン・ロックを鳴らしてみせた『ザ・ウォーク』から3年。次男テイラーはその間、バン・E・カルロス、ジェームス・イハ、アダム・シュレ…
平均年齢は弱冠23歳ながら、テクニカルな演奏力と、ロックにもダンスミュージックにも歌モノにも当て嵌まるような、柔軟にして洗練された音楽性を持った3ピース、Prague。これまでに3枚のシングルをリリースしてき…
ボストンの大学で出会って、シェアハウスで共同生活をするうちにいっしょに曲作りをはじめたという4人、イエス・ジャイアンティス。彼らの曲を聴いた、当時ルームメイトだったパッション・ピットのアヤド・アリ・…
07年の『Chaos in Apple』は、トリッキーでヒールな魅力が絶頂に達した究極のアルバムだった。しかしその強烈さによって、良くも悪くもバンドは限定的なイメージや固定概念を背負ったし、聴き手の色眼鏡は未だに残…
2ndアルバム『クオリア』以来2年半ぶり。レーベルを移籍したジンが、ミニ・アルバム『エンジン』をリリースする。《笑ったって 泣いたって 人生は一度きり》《悔いは残すな 立ち向かえ!》と歌う“独走歌”など…
この原稿が載る頃には小惑星探査機『はやぶさ』のことはもうすっかり忘れられているのだろうか。地球を出てから約7年、エンジン故障や通信途絶といった危機を乗り越え、総計60億キロの旅を終えて燃え尽きた姿には…
3月のジャクソン・ブラウンとの来日パフォーマンスを観たときにも思ったが、シェリル・クロウはどんどん年齢不詳の女になっていて、「真面目に衰える」ことなく、自分だけのストーリーを刷新している。今回の新作…
インストやポストロックといったカテゴライズや歌詞の有無に捉われず、独自の音楽性を追求し表現し続けるtoe。今作は、昨年12月にリリースしたアルバムを引っさげて行われたツアーの渋谷公演を収めたDVD。息の合っ…
YUIは今も昔も変わらずまっすぐで、だからこそ彼女は強くならなければならなかったのだと思う。休暇を挟んで2年3ヶ月ぶりに発表されるこのアルバムで、YUIは本当に強くなった。だがそれは、単純に激しいとか鋭いと…
まりな、あんな、さとこ。三人官女みたいに朴訥で愛らしいルックスで、幸せな恋人たちに向かって死ね!とかファッキン!とか毒を吐く。《サンドウイッチなんか喰いやがって 米食えよ》と、村上春樹のスノビズムに…
アルバムタイトルを見ただけで、成長が感じられてにんまりしてしまった。思い切りハジけたテンションと、「SOUL」と堂々と冠したことに。UNCHAINは、最初からフォルムの完成度が高かった故に、正直、その中の彼ら…
ゴージャス・ヒップホップと爆裂ディストーションを大胆にスイッチングしつつ、ゲスト・ボーカルのケシャとともに歓喜の果てへと爆走する“マイ・ファースト・キッス"。キーンが間違ってディスコ・ビートと合体し…
いつも以上に、帰る場所をなくした子供の様に途方に暮れ、手の届かない「あなた」への思慕に溢れている。新メンバー加入後に生まれた『14SOULS』は、バンドの一体感を全面に感じる開かれたポップアルバムであり、…
昨年、ニンジャ・チューンからリリースされたザ・ケミスツのデビュー作は、iTunesストアの年間ベストでも選出されるなど好評だった。サマソニ含めて2度の来日があったことだし、デビュー早々成功を収めたと言って…
03年のサマソニで初めて御姿を見れた時はそれだけで大満足だったが、5年後の再来日公演では強烈な現役感を確認できたので、20年ぶりに新作完成との報を聞かされた時にも不安は全く無かった。この新作にはザ・バー…
約3年ぶりとなるKOЯNの新作は、無題だった前作とは対照的に、タイトルに決定的な意味が込められたアルバムだ。方向性を変えて大ブレイクした『フォロウ・ザ・リーダー』以降、彼らは前作まで6作にわたってアルバ…
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